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10/30の2 地学観察会「鶴形山の岩石とそこの石材の岩石」(倉敷市)

2016.11.27(21:44) 6505

さて、午後から倉敷市にとんぼ返り。

2時からの、博物館の自然観察会に参加。

今日は美観地区や鶴形山の岩石や、石材を観察。


最初に大原美術館隣の新渓園に。

ぬぬ太が時々散歩に行くお庭。

☆ペグマタイト☆

新渓園の門にペグマタイト。

花崗岩の中に巨大な結晶。

☆火山れき凝灰岩(豊島石)☆

門の側の黒い石垣は「火山れき凝灰岩」。

いわゆる豊島石。

瀬戸芸で豊島に行ったので、娘も一応、場所を理解している?

☆凝灰岩&花崗岩☆

石垣の下の方は、明るい色の花崗岩。

黒っぽい凝灰岩と、ぜんぜん違う。

こーしてみると、石垣の石材も興味深い。


続いて大原美術館の石垣を観察。

ここの岩は流紋岩。

近くの向山のものと推認されるとT先生の説明あり。

案外近場の岩が使われているようだ。 

☆鶴形山の泥岩・砂岩☆

流紋岩ばかりでなく、泥岩・砂岩も石垣に使われていた。

これらは、すぐ側の鶴形山の岩石らしい。


配布されたパンフレットを読む。

2~3億年前に砂や泥が堆積してできた砂岩・泥岩で鶴形山はできているそうだ。

暗くて滑らかなのが泥岩、明るくてざらついているのが砂岩。

うーん勉強になるなぁ。


続いて、旧中国銀行倉敷本町支店へ。

薬師寺主計(やくしじかずえ)設計の、美観地区では有名な建物。

☆北木島の花崗岩☆

ここの石垣は北木島の花崗岩だそうだ。

「建物は何岩ですか?」と質問したら、コンクリートであった(自爆)。


☆万成石☆

銀行側の石の標識は、岡山市の有名な石材「万成石」。

赤っぽい花崗岩で、桜御影とも呼ばれている。

初代ゴジラが壊したので有名な銀座和光の外壁もこの石。

そーいえばシン・ゴジラでは、どこ壊したんだろう?

(まだ、見てない)

☆防火水槽☆

向かいの倉敷公民館前の防火水槽。

2種類の石材が、鎹で継がれている。

真ん中が北木島の花崗岩、両脇のくすんでいるのが豊島石。

側の説明板によると本町通りにあったものが移設されたそうだ。

戦時中の防火水槽と書かれていた。


テクテクと裏路地を歩いていくとお寺の石垣。

グーグルマップでみると本栄寺。

日蓮宗のお寺のようだ。

☆流紋岩☆

ここも大原美術館と同じく、向山の流紋岩。

☆砂岩・泥岩☆

鶴形山の砂岩・泥岩は、すぐ麓なんで、当然かも。

☆ツメレンゲ☆

石垣にニョキニョキ、ツメレンゲが生えていた。

瓦屋根から生えていると風情があるのになぁ…。

☆花崗岩☆

石垣の一部は明るい色で花崗岩であった。

補修されたのかな?


さて、本日のメイン、鶴形山の砂岩・泥岩ウォッチング。

鶴形山とは美観地区に隣接する阿智神社や観龍寺のある丘。

標高40mだが、美観地区が一望できる。

☆阿智神社・磐座☆

斎館の側の磐座。

パワースポットって感じ。

☆手水鉢☆

磐座、手水鉢、鶴石など、すべて鶴形山の砂岩・泥岩である。

☆鶴石☆

パンフレットに書かれていた大陸棚から深海に砂が積り。

その後、漂っていた泥が積もる。

こんな風にしてできた砂岩・泥岩の互層が、鶴形山を形作っているそうだ。

☆砂岩・泥岩☆

阿智神社の境内を散策。

むき出された岩は、みな砂岩・泥岩。

☆阿智の藤☆

神社の裏手に降りていく。

有名な古木「阿智の藤」。

倉敷のシンボルツリー。

☆万成石☆

赤っぽい石畳は万成石。

☆変成岩(泥岩砂岩)☆

鶴形山から神社の裏の参道を降りていくと石垣にシマシマ模様の岩。

泥岩・砂岩が、熱で変成したものらしい。

なんか、石の分類って、素人には難解だ。 

☆地層☆

神社を西側に降りていくと大きな地層。

これも砂岩・泥岩。

鶴形山が、砂岩・泥岩でできているのが視覚的に分かる。


参道を下りきった先の石垣に黒っぽいペグマタイト。

☆花崗岩の中に電気石のペグマタイト☆

電気石という聞きなれない鉱物。

どーやらトルマリンのことらしい。


鶴形山を周回し、観龍寺に入る。

☆観龍寺☆

真言宗御室派のお寺「観龍寺」。

第二奇兵隊が攻め込んだ際の槍の傷が門に残っている。

で、以前、興味があって参拝したことがある。

美観地区が見渡せ、眺望の良いお寺さんだ。

☆花崗岩・ゼノリス☆

お寺の敷石は花崗岩。

黒っぽいシミはゼノリスというそうだ。

閃緑岩や斑糲岩が取り込まれたものと説明があった。

日本語で捕獲石(ゼノリス)。

☆砂岩泥岩(スランプ構造)☆

観龍寺の参道の石垣も砂岩・泥岩。

ぐにゃっと曲がった層はスランプ構造というそうだ。

今日は、半日、よく地学の勉強をしたなぁ。 





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瀬戸内遊々日記


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8/7の2 「黒鉱の顕微鏡観察」倉敷市自然史博物館

2016.11.01(01:59) 6385

倉敷に戻り、午後から自然史博物館に行く。

☆黒鉱☆

「黒鉱の顕微鏡観察」があるのだ。

開催中の特別展「金銀銅の自然史」の関連イベント。

「黒鉱」というのは金銀銅の貴金属の周りに見られる黒い鉱石らしい。

サンプルをガシガシ磨いて、偏光顕微鏡で観察。

☆偏光顕微鏡☆

T先生に教えてもらいながら、結晶なども学ぶ。



瀬戸内遊々日記


地学観察
  1. 10/30の2 地学観察会「鶴形山の岩石とそこの石材の岩石」(倉敷市)(11/27)
  2. 8/7の2 「黒鉱の顕微鏡観察」倉敷市自然史博物館(11/01)