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12/29 神楽「大江山(上河内神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.12.29(23:37) 4700

昨日のスキー疲れで、午前中はゴロゴロ。
あー正月休みに入ったのだなぁ…と思いつつ、いまいち仕事モードから切り替わらない頭(自爆)。
午後から、久しぶりに神楽門前湯治村に出かけた。

☆神楽門前湯治村☆
すっかり雪景色である。
正月前なのに、それなりに混み合っていた。

今日の演目は「大江山」。
日曜は混みあうらしく、立ち見であった。
パンフレットやHPには入れ替え制と書き、電話で道路状況や演目聞いても、指定が売り切れとの話もなし。
行ってみたら、立見券しかありませんとは、かなり不親切であった。
午前中に席が売り切れていたのなら、電話した際に教えてくれれば良さそうなものだが…。

今日は上河内神楽団の舞い。
源頼光に付き従っているのが、碓井貞光とは珍しい。

☆源頼光、渡辺綱、碓井貞光☆
まぁ四天王の誰が付き従っても、話にさしたる影響は無さそうだが。

早速、山伏に化けて、大江山に赴く。
鬼とのやりとりが、ちょっと滑稽。

☆酒呑童子、茨木童子、唐熊童子☆
まぁ、鬼を退治して、めでたしめでたし…なのですが。
ちょっと荒く、元気のあふれた舞でした。

☆かむくら座☆
さて、今年の神楽もこれで見納め。
今年は、たくさん神楽を見た年だったなぁ…と、かむくら座の前で、1年を振り返る。
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瀬戸内遊々日記


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11/30の3 夜神楽「八岐大蛇(西宗神楽団)」マリーナホップ(広島市西区)

2013.12.04(21:08) 4643

続けて、八岐大蛇を見る。

スサノオノミコトがオロチを退治する古事記にも出てくるお話。
神楽の中では、もっとも有名かも?

☆素盞鳴尊(スサノオノミコト)☆
まずは高天原から追放されたスサノオが出雲に降りてきます。
西宗神楽団、前半は詞だけで、さくっと話は先に。

☆アシナヅチ・テナヅチ☆
続いて、アシナヅチ・テナヅチの爺婆がでてきて、毒酒を醸します。
演技がこっけいで、楽しい(笑)。

そしてこの神楽の見せ場、オロチが次々出てきます。
4匹の大蛇は、実に壮観。

酒樽を持ち上げてポーズをとったり、見せ場満載。
この舞の主役は、実はオロチなんでしょうね(笑)。

4匹のオロチがとぐろを巻くと、もりあがります。

そして4匹が立ち上がる様は、圧巻。
色とりどりのオロチの姿は、素晴らしい。

今度はオロチ同士が絡み合ってとぐろを巻きます。
巨大な蛇の姿、まさに大蛇と言えます。

八岐大蛇のタイトル通り8匹でやったら、どうだろう?
なぁーんて想像を掻き立てられます。

最後は首が持ち上がり、決めポーズ!
華やか也、華やか也。

4匹のオロチの舞は、ますます激しくなります。
そして、いよいよ素盞鳴尊と対決!

激しく争う、スサノオとオロチ。
蛇腹提灯胴が、グルグル周ります。

最後にオロチの首を切り落とし、成敗完了!
ついにオロチをやっつけました。
やっぱ八岐大蛇は華やかな神楽だなぁ。

マーメイドスペースを出ると、ヨットハーバーに、ちょっちイルミ。
マリーナホップ内のレストランで、オムライスで夕食。
最近、無性に洋食が食べたかったので、満足。

ゴルフ帰りで疲れていたものの、夜のお出かけも、良いものだ。

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11/30の2 夜神楽「紅葉狩り(西宗神楽団)」マリーナホップ(広島市西区)

2013.12.04(20:43) 4642

広島市に戻り、夕方、西区のマリーナホップに出かけた。
ショッピングモールは、すでにイルミで彩られていた。

☆マリーナホップ☆
冬の訪れを感じるよなぁ。
今日の目的は、マーメイドスペースでの夜神楽。
西宗神楽団により「紅葉狩り」が舞われる。

戸隠の鬼女伝説に基づく神楽だが、有名なのに未見であった。
で、ちょっと楽しみであり、ショッピングモールに足を運んだ。
平維茂(たいらのこれもち)主従が、勅命を受け、信州戸隠の鬼を退治する話。

鬼女達の宴に招かれ、油断する平維茂主従。
次々運ばれてくるお酒(笑)

平維茂も家来も泥酔。
まんまと、鬼女の策略に引っかかります。

鬼女たちは、鬼の容貌に早変わり。
まさに、維持らを喰わんと欲します。

☆八幡大菩薩☆
ここで現れたるは、八幡大菩薩。
平維茂主従を助けます。
(泥酔だが、酔いは抜いたのかな?)

☆平維茂と家来☆
さて、復活した平維茂と、その家来。
いよいよ鬼退治です。

ここからが、この神楽の見どころ。
華麗な舞いで、鬼との戦いが表現されます。

ドライアイスの白煙のなか、鬼たちが跋扈します。
いやぁ鮮やか!

鬼の舞い、迫力があります。
止めの決めポーズも、素晴らしい。

だんだん戦いもクライマックス。
お囃子も激しくなってきます。

「紅葉狩り」初めて見たのですが、舞も衣装も華やか。
そーいえば、職場近くのJR尾関山駅(三江線)の、愛称も「紅葉狩り駅」。
尾関山の紅葉にちなんだのでしょうか?

平維茂らは、徐々に鬼を追い詰めて行きます。
勧善懲悪の、スッキリ系の物語。

ついに鬼を退治して、めでたしめでたし。
手下を引き連れ、悪事を働く鬼は、討ち取られたのでありました。

最後に維持らの喜びの舞い。
いい神楽でした。

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11/22の3 夜神楽「日本武尊(日吉神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.11.23(01:36) 4628

金曜夜神楽も11月末で、今シーズンは終了だ。
今日は日吉神楽団の「日本武尊」。
娘は「名前をもらうお話だ」と開口一番。
よく覚えているものだ。

☆日本武尊(小碓命)☆
まず、日本武尊(=小碓命)が登場。
九州に熊襲退治に行くと、口上を述べる。

☆熊襲☆
続いて、熊襲の川上武と五十猛が登場。
悪役らしく迫力満点。

続いて、小碓命は女性に化けて、熊襲の館に侵入。
お約束ですが、川上武らに、酒を飲ませて、酔い潰させます。

単純な筋立てなんで、子供でも楽しいんだろうなぁ…。
さて、川上武らが、酔いつぶれたところで、小碓命は斬りかかります。

まぁ敵地に単身乗り込んでいるので、卑怯とは言えないのでしょうが。
何やら、この手の奇襲は、スッキリしません。
(まぁ現代人とは感覚が違うのでしょうが)

さてさて、ここからは激しい斬り合い。
アクション全開ですっ!

お囃子のテンポは上がってくるし、舞のスピードも上がってくるし。
クルクル回るのが、ある種の呪術的な要素なんでしょうね。

比較的空いていましたが、お客さん達も盛り上がってきます。
舞もいよいよクライマックスに。

最後は小碓命と川上武の一騎打ちです。
衣装の早変わりなど、エンタメ要素も満載。
うーん神楽って楽しいよなぁ。

最後は川上武が討ち取られ、「武」の一字を小碓命に送ります。
成敗される川上武の意を受け、小碓命は、以降「日本武尊」と名乗ります。
古代神話の英雄譚の序章を題材にした舞でした。

最後に、試着タイム。
娘は、重たい衣装を着て、満足そう。

キラキラした衣装なので、子供的にも楽しいのかも?

☆かむくら座☆

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11/8の3 夜神楽「羅生門(吉田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.11.09(01:43) 4600

久しぶりに夜神楽を見に神楽門前湯治村に行った。
今日のかむくら座の演目は「羅生門」。
吉田神楽団が舞うようだ。

☆源頼光と渡辺綱☆
吉田神楽団の「羅生門」は、鬼が腕を切り取られるところも入ったロングバージョン。
最初わからずに、あれっ演目「戻り橋」だっけと、娘共々、戸惑った。

☆渡辺綱☆
ドライアイスの霧の演出も多く、ケレン味のある舞いであった。

若い女性に化けた茨木童子の登場。

女性が鬼に変化して、綱に襲いかかります。
ところが綱は、茨木童子を返り討ちに。

なんと鬼の左腕を切り取ってしまいます。

☆酒呑童子と茨木童子☆
そこで腕を取り返そうと目論む酒呑童子と茨木童子。

酒呑童子は、綱の乳母の姿に変化します。
そして綱方に、宿泊。

安置してある鬼の腕に近づきます。

蓋を開けてぇ…。

酒呑童子は、子分の茨木童子の腕を取り返しました。

酒呑童子は取り返した腕を、茨木童子の腕にひっつけます(凄)。

鬼2匹は、追いかけてきた綱にダメージを与えます。

ところが、源頼光が助太刀に。
2vs2の戦いに。
激しく元気のある舞で、会場も盛り上がります。
(ちょっと舞は雑かなぁ…)

ついに、酒呑童子らを、大江山に追い返しました(祝)。
単純な勧善懲悪な物語に、心を癒されます。
(世の中は複雑で、なぜ善悪がはっきりしないのだろう?)

最後は試着タイム。
娘は、鬼の面を付けて、鬼気分を楽しんでいました(笑)。
久しぶりに、楽しい神楽鑑賞でした。

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9/27の2 神楽「戻り橋(日吉神楽団)」かむくら座〈安芸高田市)

2013.09.27(22:11) 4491

最近、夜神楽に行ってないなぁ…。
で、急遽思い立ち、金曜夜神楽に出かけた。
安芸高田市まで、夜のドライブ。

☆渡辺綱(わたなべのつな)☆
今夜の演目は「戻り橋」。
娘の大好きな酒呑童子をやっつける話だ(笑)。
まずは、源頼光の四天王の一人、渡辺綱が登場!

☆茨木童子が化けた老女☆
続いて、老女が登場します。
ホントは鬼なんですけどね(笑)。
日吉神楽団は、どんな演出でしょうか、楽しみです。

☆傘売り善兵衛☆
この神楽の人気者「傘売り善兵衛」さんも登場!
アドリブの戯言が楽しいのです。
が、日吉神楽団は短かったなぁ…。
(でも笑いをとってたけど…)
また「傘はいらぬかぁ」の言い立ても、リズミカルで楽しい。

☆茨木童子☆
で、姿を隠した老女、善兵衛さんの後から、鬼として現れます。
茨木童子も登場。
善兵衛さんは逃げまわりますが、あわや鬼に捕まりそう?

そこで、正義の味方「渡辺綱(わたなべのつな)」登場。
善兵衛さんを助けに現れました。

ところが、茨木童子のオヤブン酒呑童子が加勢に来ます。
渡辺綱ピンチ!

魔力に侵された綱を助けに、坂田金時が登場。
倒れた綱に、石清水八幡の御幣を使い、魔を払います。

そして、復活した綱とともに、鬼に挑みかかります。
酒呑童子、茨木童子と、壮絶な戦いが始まります。

神楽はヒートアップし、円舞が続きます。
お囃子もどんどんテンポが上がります。

グルグル・グルグル目が回りそうです。
客席もバンバン盛り上がっていきます。
(途中、ぶつかったのは、ご愛嬌?)

そして、ついに酒呑童子らをやっつけます。
バサリッ!
茨木童子は哀れにも、左腕を切り落とされます。

鬼たちは大江山に逃げ帰りますが、綱は切り取った鬼の腕を手に入れます。
喜びの舞が続き「戻り橋」の、お話は終了。
この後、「羅生門」「大江山」と話が続きます。

最後に、試着体験。
(娘には少々重すぎる神楽の衣装であった…)。


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9/23の2 神楽「悪狐伝(伊賀和志神楽団)」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)

2013.09.23(22:44) 4478

さて、伊賀和志神楽団の2演目は「悪狐伝」。
九尾の狐が退治されるお話だ。

早速、女性に化けた狐が出てくる(笑)

続いて、狐退治の勅命を受けた上総之介と三浦之介。

で、十念寺のお坊さんも登場。
アドリブで面白い語りを聞かせてくれます。
今年の秋の豪雨で稲が倒れ、稲刈り大変だったとか…。
神楽って、本来、農事の神事なんで、そーゆーものかも。

一夜の宿を借りに来た女性。

十念寺のお坊さん、女性を奥の部屋に通します。
まぁ九尾の狐って、鳥羽天皇に寵愛されていた玉藻前って話でした。
山寺のお坊さんなどイチコロかも(笑)。
もともと中国の妖狐らしい。
日本に渡って来る前は、多くの皇帝を惑わせ国を傾けたそうだし…〈驚)。

女性に食べさせる味噌を擦っていると、狐に襲われます(笑)。
お約束の展開で、会場は大受け。
ところがうちの娘は、しっぽが1本しか無いと理屈っぽいこと(困)。
まぁ九尾の狐なんで、9本尻尾がついててほしいところではあるが…。
(そんなことをいえば八岐大蛇など8匹オロチが出てきたらステージからあふれるのだが)

☆九尾の狐☆
しかも、狐さん、観客席に乱入!
子どもたちは、大騒ぎ。
うちの娘は、固まっていました(苦笑)。

こうなってくると神楽というより、大衆演劇か、ヒーローショウみたいなノリ。
それなりに楽しいけれど。

古く伝統的な神楽団だが、先週の比婆荒神神楽とは、ずいぶん違った趣であった。
子供的には、伊賀和志神楽団のほうが、ずっと楽しかったみたい。

九尾の狐、火薬使って火を吹いたり、なかなか派手な演出です。
(そーいえば演目紹介で、子供に受けるって言ってたよなぁ…)

面の早変わりなど、見せ場に事欠かない、けれんみたっぷりの神楽でした。
ああ、神楽って楽しいよなぁ。

上総之介や三浦之介の果敢な攻撃が続きます。
グルグル回りながら、舞のテンポもアップ。

徐々に追い詰められる九尾の狐。
能では殺生石になるって話だったけど。
松尾芭蕉の「奥の細道」にも出てきたエピソードだったよなぁ…。
昔、北関東から東北を車で周遊したときに、その手の紀行文をまとめて読んだっけ〈懐)。
最近、若いころの思い出ばかりが、思いかえされる〈寂)。

回想している内に、九尾の狐は成敗されちゃいました。
勧善懲悪な展開なので、小学生でも安心して見られる神楽でした。

☆萩☆
秋の神楽は楽しいものだが、今年の暑さは異常であった。
午前中で、日差しの暑さにノックアウト〈疲)。
午後の「天神」も見たかったのだが、熱中症になりそうだったので、ちょっち断念。
神楽殿前の広場から引き上げた。

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9/23 神楽「鍾馗(伊賀和志神楽団)」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)

2013.09.23(21:34) 4477

先週に続いて、神楽を見に、備北丘陵公園に行った。
今日は、三次市作木町の伊賀和志神楽団の公演であった。
天気が良いせいもあり、開演30分前には、席取りの人たちもパラパラ。

☆素盞鳴尊(スサノオノミコト)☆
まず、最初の演目は「鍾馗」で、比較的短い舞だ。
神楽殿の前はレジャーシートをひいた家族連れやお年寄りなど。

☆神楽殿☆
屋外で見る神楽は、趣があって良い。
が、9月下旬なのに、日差しが強く、暑いっ!
(熱中症の警告が、ちょこちょこなされていたが、さもありなん)

☆茅の輪☆
スサノオノミコトが鍾馗となって、疫病神を退治するお話。
病を退治するための茅の輪も、ちゃんと持ってます。
「夏越の祓(なごしのはらえ)」の「茅の輪(ちのわ)くぐり」って、このお話と繋がってるんですね(笑)

疫病神の鬼の面の口が、ガタガタガタガタ、ずっと動くので、娘は面白がっていた。
ちょっとコッケイな疫病神です。
(ホントウは怖い神様なのですが…)

中国の玄宗皇帝を病から守った鍾馗と、備後風土記の蘇民将来伝説が、この神楽では混ざってます。
そーゆー意味で、とてもおもしろい成り立ちの神楽かも?
伝説とか神話とか、どんどん複合して伝承されていくんだなぁ。

さて、疫病神はバンバン鍾馗に襲いかかります。
鍾馗さまピンチであります。

が、病を退治するため、ぐぐぐっいーっと疫病神を追い返します。
悪病退散ーっ!ってとこでしょうか。

地をはうような疫病神を、鍾馗がやっつけます。
茅の輪を潜らせて捉えるのは、相手が病だからでしょうか。

2人しかでてこないのに、なかなか荘厳な舞でありました。
ぬぬ太が、ウンチク語り過ぎたのか、娘はちょっと退屈そうでした(自爆)。

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9/15 比婆荒神神楽「七座神事」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)

2013.09.18(18:37) 4460

早朝大雨だったが、じょじょに上がってきたので備北丘陵公園に出かけた。
以前から気になっていた比婆荒神神楽が舞われるのだ。
ひばの里エリアで、鯉の餌やりしながら、開演時間を待つ。

☆鯉の餌やり☆
娘は、丘陵公園で神楽?なんで、ちょっと不思議そうにしている。
備北丘陵公園の秋祭りは、週末に神楽公演が多い。
いろいろ楽しませてくれる国立公園である。

午前中の演目は「七座神事」。
舞というよりも、祝詞みたいな感じだ。
古い形式の神楽らしく、本来はこんなモノだったのだろう。

☆榊舞☆
榊を使った舞など、神事色が濃厚。
なかなか興味深い。

が、娘は文語での語りがえんえん続く神楽に、退屈ーっ!とボヤク。
あげく「今日の神楽団つまらないね」とまで言い始める始末(苦笑)。
小学1年生に、神事としての神楽は、ちとキビシかったかなぁ?

☆猿田彦の舞☆
約1時間の神楽だったが、やや単調で長く感じられた。
このように中世から連綿と、文化が伝えられてきたんだなぁ。

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8/30の2 夜神楽「葛城山(横田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.09.05(17:52) 4429

金曜夜神楽を見に、安芸高田市の神楽門前湯治村に行く。
夏休み最後のせーか、かむくら座は、満席立ち見状態であった。
今夜の演目は「葛城山」
土蜘蛛を源頼光の家来が退治するお話。

☆源頼光・碓井太郎貞光・卜部六郎季武☆
病に伏せる源頼光を見舞う家来2人。
四天王のうちの碓井太郎貞光と卜部六郎季武。
娘は坂田金時や渡辺綱が出てこないので、あれってフシギに思っている。

☆胡蝶☆
胡蝶が典薬守から、薬をもらってくる。
まぁ土蜘蛛の精霊が取り付いているので、実際には毒薬を源頼光に飲ます目論見。

☆土蜘蛛の精霊に憑かれ鬼となった胡蝶☆
胡蝶が、変わり面で、鬼に早変わり。
拍手喝采。

源頼光は毒を飲まされ、苦しむ。
鬼と化した胡蝶…源頼光ピンチです。

さすがに英雄源頼光、毒に打ち勝ち、土蜘蛛を追い払います。
(毒薬飲んでもヒーローは不滅?)

あわれ土蜘蛛…葛城山に逃げ帰る。
(手負いで京都から奈良まで、逃げる方もスゴイ)

☆土蜘蛛・碓井太郎貞光・卜部六郎季武☆
碓井太郎貞光と卜部六郎季武は、土蜘蛛の血痕を追い、葛城山に到着。
いよいよ土蜘蛛の成敗。

激しい舞で、神楽が盛り上がります。
会場の熱気もヒートアップ。

ついに鬼として顕現した土蜘蛛は、碓井太郎貞光と卜部六郎季武に討伐。
迫力のある神楽でした。

源頼光四天王のうち、地味系の2人、碓井太郎貞光と卜部六郎季武が活躍するお話でした。
うーん、良い舞だったなぁ。


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8/23の2 夜神楽「滝夜叉姫(八千代神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.09.03(01:48) 4418

久しぶりに、金曜夜神楽を見に、神楽門前湯治村に出かけた。
八千代神楽団による「滝夜叉姫」であった。

☆五月姫☆
平将門の娘五月姫が、父のかたきを討とうと朝廷に反旗を翻すお話。

貴船神社で願をかけ、妖術を授かります。

手にした巻物が妖術の秘伝書かな?

☆大宅中将光国&藤原秀郷☆
滝夜叉姫の追討を受けた大宅中将光国&藤原秀郷。
陰陽師大宅中将光国とその従者かと思いきや、この神楽団では、親の敵藤原秀郷を直に登場させている。
神楽団によって、演じるバリエーションは様々だ。
大百足退治の藤原秀郷の登場も、いいんじゃないかな。

☆夜叉丸&蜘蛛丸☆
滝夜叉姫の家来「夜叉丸&蜘蛛丸」が登場。
娘がちゃんと、脇役の名前を覚えていたのに、妻はびっくり。
子供って、興味のあることは、よく覚えるよなぁ。

結局、滝夜叉姫として、鬼と化した五月姫は、光国らに討ち取られます。
父の仇も打てず、切ないエンディング。

いい舞でした。

夜神楽終わってから、今夜は、ちょっと雨の中、お仕事。
結構、濡れ、ハクション!
まったく、昼夜・天候、関係ない仕事だよなぁ…などとボヤク。
週明けに、報告書を打たなきゃなぁ。

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7/26の2 夜神楽「羅生門(上河内神楽団)」かむから座

2013.07.30(07:10) 4349

さて、最近、週末になると繰り出してる金曜夜神楽。
今週末の演目は「羅生門」。
先月見た演目だ。

☆鬼に襲われる白妙☆
が、神楽団によって、結構、舞い方が違い面白い。
上河内神楽団の舞はスピード感にあふれている。

☆白妙(酒呑童子)☆
で、酒呑童子が白妙に化けて登場。

☆源頼光と渡辺綱☆
続いて、茨木童子の腕を取った、渡辺綱らが登場。
前作「戻り橋」で、腕を取ったので、意気揚々!

☆白妙の变化☆
さて、腕を取り返しに来た白妙(酒呑童子)。
こっからの变化が、この神楽の見どころ。

腕をしまった木箱に、近づいていきます。

☆酒呑童子☆
そして腕を取り返した酒呑童子。
白妙から酒呑童子への面が変わるのが鮮やかでした。

☆茨木童子の腕が合体☆
そして、酒呑童子が取り返した「腕」が、茨木童子に合体!
このあたり圧巻の舞っぷりです。

渡辺綱が、酒呑童子に気付き、再び戦いが始まります。

お約束ですが、源頼光も加勢します。

そして、酒呑童子や茨木童子を、追い払います。
(まぁ逃しちゃわないと、次の「大江山」に話が続きませんが…)

最後に、喜びの舞が奉じられます。
大江山の鬼退治への期待を持たせた、予告編チックな、終わり方の話です。
⇒7/26の2 夜神楽「羅生門(上河内神楽団)」かむから座の続きを読む

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7/19の2 夜神楽「滝夜叉姫(横田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.07.20(16:58) 4339

さて、最近、週末となると夜神楽に出かけている。
今日は、ちょっち残業だったので、夜、あたふた出かけた。

今夜の演目は「滝夜叉姫」。
「がしゃどくろ」の使い手だが、神楽とは関係ないか?
平将門の娘で、五月姫というのが元々の名前らしい。
逆賊として朝廷に討たれ父の復讐のため、貴船神社の荒御魂から妖術を授かり、反乱を起こすお話。

☆大宅中将光圀(おおやのちゅうじょうみつくに)とその家来☆
かむくら座に置いてあったチラシをみる。
大宅中将光圀(おおやのちゅうじょうみつくに)が滝夜叉姫を退治する話だと、あらすじが紹介されていた。 

☆滝夜叉姫、夜叉丸、蜘蛛丸☆
京都の貴船神社で、妖術を授かり、滝夜叉姫となった五月姫。
子分の夜叉丸、蜘蛛丸を従え、東国で反乱を起こします。

☆夜叉丸・蜘蛛丸☆
滝夜叉姫の家来、夜叉丸・蜘蛛丸とも荒々しいです。
まぁ平将門って、逆賊と言われているが、もう少し時代が降っていれば、幕府を開いていたかも?
武士の時代には、ちと早かったんだろうな、平安時代は。

大宅中将光圀との激しい戦い。
五月姫の境遇に同情しているせーか、いまいち神楽の盛り上がりに、ついていけず。

激しい舞が続きます。
迫力のある円舞。

横田神楽団…かなりの舞い達者。
神楽門前湯治村の近くの町の神楽団です。
そのせーか、今日は金曜夜神楽の割に、観客多く立ち見もでていました。

☆滝夜叉姫☆
神楽の滝夜叉姫は、あまり妖術使いのイメージはありません。
まぁ、神楽にドクロが、ぞろぞろ出てきても、不気味です(苦笑)。
まぁ、巨大な「がしゃどくろ」でもでれば、新たな趣向かもしれませんが(驚)。

鬼と化した滝夜叉姫は、とうとう討ち取られ、東国の反乱も残り火も平定されます。
父の仇を討てず、無念の滝夜叉姫でした。

最後は朝廷側の戦勝を祝して、喜びの舞が舞われます。
でも、ちょっち後味の悪い神楽ですね。
7歳の娘も、同じような感想を抱いているようでした。
子供にも、単純な勧善懲悪モノとは、思えないのかな?

☆衣装の試着タイム☆
舞の終了後、衣装の試着タイム。
衣装の重さに、娘はヨロヨロ(笑)。

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7/12の2 夜神楽「日本武尊(かむくら座)」(安芸高田市)

2013.07.15(01:39) 4320

今週も、夜神楽を見に、安芸高田市まで、ナイトドライブGOGO!
今日の演目は「日本武尊」。
美土里町の塩瀬神楽団によるものだ。

☆日本武尊☆
さっそく、日本武登場!
まぁ、この時点の名は小碓皇子だけど。

☆熊襲☆
単身九州に赴き、熊襲退治にとりかかる。

女性に化けて熊襲の館で宿をこい、熊襲のオヤブンたちにガンガン酒を飲ませます。

さて寝込んだ熊襲の大将カワカミタケルの様子をうかがう。
小碓皇子の知能派ぶりが、強調されているような(苦笑)

そして、ついに乱入。
カワカミタケルなど、熊襲の一味と大乱戦!

ついに熊襲を、攻略します。

記念撮影後、紙の糸玉を1個もらいました。
自宅で娘が投げると、糸の滝ができました。
スゴイ!

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7/5の2 夜神楽「羅生門(黒瀧神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.07.09(13:16) 4299

夜神楽を見に、隣市のかむくら座に出かけた。
今夜の演目は「羅生門」。
またも源頼光が、酒呑童子と戦う話だ。

「羅生門」は、先日見た「戻り橋」と「大江山」の間の話だ。
戻り橋で、渡辺綱に、左腕を切り落とされた茨木童子。
その子分の腕を、酒呑童子が、渡辺綱の屋敷に取り戻しに来るのだ。
最初に、綱の乳母を襲って、取り憑く酒呑童子。

☆酒呑童子☆

酒呑童子は、乳母の姿に早変わり~。
(なかなか鬼さんたちも、知能派だよなぁ)

茨木童子の左腕を持って帰ってきた渡辺綱に話しかける乳母(酒呑童子)。

☆渡辺綱☆

☆酒呑童子☆
様子をうかがう、酒呑童子。
乳母から鬼に、ちょっと戻ってる(笑)。
さて、箱に保管中の茨木童子の腕を取り返せるのか?

☆酒呑童子☆
そして、腕を取り返すと同時に、早変わり!
酒呑童子は、完全な鬼の姿に戻ります(驚)。
面が次々変わるのが、「羅生門」の見どころかも。

さて、取り戻した左腕が、茨木童子に合体!(笑)。
渡辺綱に、茨木童子と酒呑童子が、襲いかかる。

2対1では、分が悪く、綱はピーンチ!

☆源頼光☆
お約束だが、ここで源頼光が助太刀に見参!
神楽「羅生門」も、クライマックス突入。

2対2の剣舞も鮮やか。
どんどんお囃子も盛り上がります。

舞台せましと、4人の群舞。
今日は、黒瀧神楽団が舞っているが、なかなかそつない舞いだ。
美土里町の団体らしい。

そして、酒呑童子と茨木童子は、大江山に逃げ帰った。
この後の話が、先日見た神楽「大江山」に繋がる。
源頼光らの、鬼退治だ。

これで、「戻り橋」「羅生門」「大江山」の酒呑童子を退治する3部作を、全部見終えた。
順番が、ちょっと前後したが、近接して見れたのは、ラッキー!

最後に、腕は取り返されたものの、鬼を追い払ったことへの、喜びの舞い。
ハッピーエンドだよなぁ…神楽は。

瀬戸内遊々日記


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6/28の2 夜神楽「大江山(山根神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.07.01(21:02) 4272

さて、最近、娘が神楽づいている。
今週も夜神楽見にGOGO!
今日の演目は「大江山」。
酒呑童子を源頼光が退治する話だ。
この間見た「戻り橋」の続編的な演目。

☆源頼光☆
まずは源頼光が出てきて、名乗りを上げる。
「戻り橋」「土蜘蛛」に出てきたので、娘も「源頼光」の名前は覚えたようだ。

続いて、お供の頼光四天王のうち2人が登場。
坂田金時と渡辺綱かな?

そして八幡神の宣託がくだされる。
まぁ源氏の守護神だしね。
しかし、全国の神社数でいうと八幡さんとお稲荷さんって、どっちが多いいんだろう?

ひょうたんを下賜されていたが、あれが毒酒なんだろう。
飲ませてぶった切るってのが、日本の伝統的ヒーローの勝ち方なんだろうなぁ?

ここでいきなり出てくる草刈りのオジサン。
終始ギャグ連発。
ちょっと冗長だったが、幕間狂言みたいなものだろう。

源頼光ご一行は、オジサンの案内で、大江山に到着。
京の都から大江山まで、結構遠かったのかな?

ここで血に染まった布を洗濯していた姫に遭遇。
姫の案内で、酒呑童子ら鬼たちの住処に辿り着きます。

鬼たちに不審がられるも、源頼光らは、山伏のふりをしつづけます。
このあたりは、能のお話しと、同じっぽい。

結局鬼たちを騙し、一夜の宿を確保します。
さて、源頼光らは、持ってきた酒を、酒呑童子らにガンガン飲ませます。

ワンパターンではありますが、このへんが神楽の安心して見れるところ。
お約束の展開ですが、鬼たちはグデングデンに酔っ払います。

一匹ずつ鬼たちは退治されていきます。
山根神楽団は、200年位上の伝統のある神楽団でした。
(が演者が足りないのか、源頼光の手下は、中学生か高校生でした?若いっ!)

鬼との立ち回りごとに、神楽はぐんぐん盛り上がります。
いつもながら、神楽っていいなと思う。

最後は3人がかりで、酒呑童子に討ちかかります。
いやぁ舞の激しいこと激しいこと。

3人の力を合わせて、ついに酒呑童子を討ち取ります。
いやぁ大迫力!

酒呑童子とは、逆賊だったのか山賊だったのか?
まつろわぬ者は、鬼と呼ばれ、哀れです。

源頼光らは、鬼の首を獲って、喜びの舞。
華やかな、ハッピーエンドです。

終演後は、衣装の試着体験タイム。
神楽の衣装って、いつもながら派手だよなぁ。

妻と娘は、鬼の面をかぶってました。
(うーん似合いすぎだぞ…)

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6/14の4 夜神楽「日本武尊(青神楽団)」かむくら座()安芸高田市)

2013.06.18(12:50) 4245

夕方のスポーツ塾のつきそいで、ちょっと疲れ気味の、ぬぬ太。
が、娘は全く疲れを知らず…「神楽行くっ!」(苦笑)。
で、夜、隣市の「かむくら座」まで、ナイトドライブGOGO。

☆日本武尊(ヤマトタケル)☆
さて、今夜の演目は「日本武尊」。
東に西に、日本中で夷狄を成敗した、古代史の英雄だ。

青神楽団は美土里町にある伝統的な旧舞を伝える神楽団と紹介されていた。
さて、どんな神楽が舞われるのか楽しみだ。
娘は、ぬぬ太の膝の上で、ソフトクリームを食べながら、舞手に注目していた。
(神楽は飲食や掛け声フリーなんで、子供でも楽しめる)

☆熊襲☆
続いて出てきたのは、熊襲の面々。
堂々たる悪役登場って感じ。
娘には、九州地方の人たちと、漠然とした説明。

☆川上尊(カワカミタケル)☆
熊襲の首領、川上尊が堂々と舞う。
まぁ、大和朝廷側の歴史観なんで、熊襲は朝廷にまつろわず、悪政で民を苦しめているとの設定。
まぁ、見た目もサンバラ頭で、鬼っぽい容姿だし。

熊襲は、大宴会中。
女生が酒壷を持って、酌をして回ります。
ヤマトタケルも、女装して、宴会に現れます。
たしか伊勢神宮で叔母からもらった衣装だったよなぁ、古事記では。
(ゆうきまさみのマンガ「ヤマトタケル」をなぜか思い出しているぬぬ太…笑)

都から来た美しい女生が加わり、盛り上がる熊襲の宴。
女装して酔わせるってのは、いくら単身とはいえ、ちょっと卑怯かな。
と、子供の頃、神話を読んだときには思っていた。
7歳の娘は、どんなふうに感じるのだろう?

で、いよいよ正体を表した、ヤマトタケル。
熊襲一味に切りかかります。
3人の熊襲相手に、大乱闘。

笛も太鼓も盛り上がります。
この辺から、神楽はヒートアップ!
ちょっと、ちゃんばらチックです。

ぐるぐる円舞が盛り上がり、客席の歓声も大きくなる。
いやぁ、神楽っていいなぁ(喜)。
あんまり難しいこと考えず、勧善懲悪の物語を楽しみます。

一人また一人とヤマトタケルがクマソを討ち取って行きます。
大和朝廷が、徐々に九州の熊襲を支配下においていった過程が、神話に反映されているんでしょうね。
「負けた側=悪」の構図は、何時の時代も変わらない。
歴史も、神話も、勝者の論理が伝えられるだけで…。

もっとも、ヤマトタケルは悲劇のヒーロー。
朝廷側の英雄でありながら、天皇に疎まれて殉死するまで戦い続ける。
勝者でありながら、運命的な悲哀が、彼をヒーローたらしめているのかも?

ついに熊襲の首領、川上尊(カワカミタケル)を討ち取ります。
そして、タケルの名を継ぎ、小碓皇子は、ヤマトタケルと名乗るように。
悲劇のヒーローの誕生なのかも。

神楽終了後は、試着タイム。
娘は、重い神楽の衣装を、楽しそうに羽織っていた。

最後に鬼の面をつけてパシャッ(写)。
「こびと図鑑Tシャツ」と「夜叉面」の組み合わせは、いささかブッキー!(苦笑)

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6/7の2 夜神楽「葛城山(羽佐竹神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.06.10(02:19) 4229

最近、ちょっち神楽がマイブーム。
羽佐竹神楽団は、高宮の400年位歴史のある神楽団だ。
今日の演目は「葛城山」。

源頼光や、その家来(卜部季武、坂田金時)が、土蜘蛛を成敗するお話し。
最初に卜部季武(うらべのすえたけ)と坂田金時(さかたのきんとき)が、ドハデな衣装で舞います。

そして、病気療養中の源頼光を見舞います。
顔、真っ白の源頼光…病人って設定だから?

先週「戻り橋」を見たばかり。
で、7歳に娘にも、源頼光が鬼退治をしていることは分かっているみたい。
平安時代のヒーローだと学習したんだろうなぁ。

次に土蜘蛛が出てきます。
まぁ、大和朝廷にまつろわぬ者達だったんでしょうね。
ここでは端的に鬼の姿であらわれます。

で、胡蝶なる侍女に早変わり。
化けたのやら、取り憑いたのやら?

胡蝶は病気療養中の源頼光に、薬と偽って、毒薬を飲ませます。
頼光ピーンチ?

胡蝶は、鬼の顔に戻っていきます。

正体見たり…って感じ!

ところが不死身のヒーロー源頼光。
なんと、土蜘蛛に反撃・撃退します(驚)。
いやぁ、無敵だね!

で、切りつけた刀に、蜘蛛切丸などと、恐ろしい名を命名。
家来に授けます。
卜部季武、坂田金時は、血の跡を辿って、葛城山に向かいます。
娘に京都府(源頼光の屋敷)から奈良県(葛城山)まで追いかけたと説明…ちょっと遠くねぇ?

さて蜘蛛切丸を使っての鬼退治。
葛城山での大立ち回りです!
土蜘蛛の面は、まんま鬼です。

源頼光配下の四天王の2人。
卜部季武、坂田金時が、バシバシ斬りかかります。
娘は膝の上で、キンタローの応援をしていました。
昔話に出てくるので、親しみやすいのかな、金太郎。

最後には、見事に土蜘蛛成敗!
神楽って、勧善懲悪っぽい筋立てなんで、小学生と見るには、ちょうどいいかも。
楽しい夜神楽でした。

瀬戸内遊々日記


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6/1の2 土曜夜神楽「戻り橋(日吉神楽団)」かむくら座(安芸高田市)

2013.06.04(06:52) 4216

1月ぶりに実家に帰省したが、時間がたつのは早い。
昼食から夕食まで、実家でのんびり過ごす。
退院した父は、思っていたより元気そうだったが、逆にそれが不安でもある。
娘と姪は、狭い室内を走り回って遊んでいたが。
夕食後、三次に帰ることにした。

途中、高田ICで夜神楽を見に、寄り道。
今日の演目は「戻り橋」。
鬼退治のお話しだ。

☆傘売り☆
京都の一条には、今でも「戻橋」は実在する。
清明神社の近くなんで、ヲタには著名なスポットだ。
黄泉還りの伝説もあり、鬼との親和性の高い場所だ。
タイトルとしては「あの世とこの世をつなぐ橋」みたいなニュアンスかも。

神楽では、橋の袂で傘売りが、老女に傘を売ろうとするのが端緒。
まぁ梅雨時期なんで、演者のアドリブがいろいろ入って楽しい。

傘売りと老女の掛け合いが続き、いよいよ老女が鬼に変身!
ドライアイスの霧とともに、鬼が正体を表すのだ!。

☆茨木童子☆
鬼の姿に、でんぐりかえる傘売り。
ひょうきんで、滑稽(笑)。
古典芸能の単純な「笑い」が、心を癒してくれる。
「笑う」って邪気を祓う力があったことを、ふと思いだす。

老女が、茨木童子なる鬼に变化したのは、傘売り的には、びっくり!だろうが。
中世とは、闇と隣り合わせに暮らしていた時代なのかもしれない。

☆渡辺綱(わたなべのつな)☆
さて、鬼退治に現れたるは、渡辺綱。

剣を振るって、鬼、茨木童子に挑みます。
いかにも鬼退治って演目です。
もっとも、ぬぬ太の頭には、どーも木原敏江の「大江山花伝」のイメージが残存。
若いころ読んだ名作漫画の影響は甚大です。
つい茨木童子に同情しちゃいます(自爆)。
鬼と人間の間に生まれた茨木童子の境遇、恋など切なかったなぁ。

☆酒呑童子(しゅてんどうじ)☆
ピンチの茨木童子を助けに、酒呑童子が登場します。

そーいえば、大学生の頃、飲みに行っていた広島の居酒屋。
酒呑童子って名前だったが、いまでもあるのかなぁ(懐)。
バブルに向かって、世の中が蠢いていた時代だ。
1億が総「金の亡者」で、百鬼夜行のような狂騒の時代だった(苦笑)。

2対1で、こんどは渡辺綱がピンチであった。
この辺から、神楽は盛り上がってきます。
会場も、徐々に熱気を帯びて来ました。

酒呑童子、悪役らしく、強面です。
本当は、大江山の盗賊だったというのが、割とよく聞く話。
そーいえば、八岐大蛇の子供って俗説もあります(時代が全く合わんが)。
いずれにせよ「悪」を体現する存在が酒呑童子ってことかな?

2対2での争いが、円舞の形で表現され、華やか!
4体の舞う姿に目を奪われます。

無限に続くかの円運動、あるいは螺旋運動を思い浮かべます。
なんかアニメ「グレンラガン」のクライマックスを思い出します。
螺旋の力が、すべてを突破していくイメージが、重なったのかも。
あのアニメは、脚本を劇団☆新感線の中島かずきが、メインでやってた。
で、ちょっと演劇くさいセリフ回しのアニメだったよなぁ。

とりとめのない妄想にとらわれているうちに、神楽は終盤へ。
茨木童子も酒呑童子も、渡辺綱と、加勢する坂田金時にやっつけられます。
キンタロー、めっちゃ強いです。

娘に、坂田金時がキンタローだと説明。
が、何やら納得したような、してないような?
まぁ、イマドキの子供は、「マサカリ担いで金太郎…お馬の稽古…うんぬん」の童謡は知らないらしい。
最近の幼稚園や小学校では、金太郎のエピソードって、どんな絵本や紙芝居なんだろう?

さて、茨木童子の腕を切り落とした、渡辺綱や坂田金時。
鬼に逃げられたものの、一応追い払いには成功。
喜びの舞です。

もっとも神楽としては3部作の第1部って構成だと、解説のおっちゃんが言ってました。
ちなみに第2部は「羅生門」。
鬼たちが腕を取り返しに羅生門に現れる話。
さしずめ鬼たちのリベンジのようです。
第3部は「大江山」
綱や金時らの家来を引き連れ、源頼光(みなもとのよりみつ)が、酒呑童子を討つお話し。
有名な大江山の鬼退治です。
また酒のまして、だまし討ち?
八岐大蛇の時代から、日本のヒーローのお家芸かも(苦笑)。

神楽終了後は、試着タイム。
どーも娘は、これが楽しみらしい。

☆茨木童子☆
宝塚の「大江山花伝」と違って、美少年的設定ではないよなぁ、鬼の面。
銀目が怖いですっ!

☆酒呑童子☆
酒呑童子の面は、極悪面です。
まぁ一説には、人肉喰らってたとのエピソードもありますし。

瀬戸内遊々日記


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5/24の3 梶矢神楽団「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」かむくら座(安芸高田市)

2013.05.25(22:17) 4191

夜神楽を見に、神楽門前湯治村に出かける。

高速道路1区間乗り、宿舎から40分。
駐車場で降り、今日は表門からテクテク。

☆神楽門前湯治村☆
夜の湯治村は、なんか時代劇のセットみたいな雰囲気。
娘は、赤ポストにへばりついている。
お父さんの子供の頃のポストって、そんな形で、1本足じゃなかったんだよん(笑)。

さて、かむくら座に入る(大人500円、子供200円)
本日の演目は、八岐大蛇。
出雲神話が題材なんで、6歳の娘でも、知っているお話だ。

☆素盞鳴尊と櫛名田姫☆
スサノオノミコトもクシナダヒメも知っているので、娘は安心して舞を楽しんでいた。
斐伊川に箸が流れてくる前振り話も、娘は覚えていた(驚)。

☆足名椎と手名椎☆
アシナズチとテナズチのおじいさんおばあさんの掛け合いがコミカルで楽しい。
酒樽を運んできて、酒を醸す動作の滑稽さに、娘はケラケラ笑っていた。
「発酵」って、古代人にとっては、神事だったのだろう。
まぁ、ここで醸されているのは、オロチを弱める毒酒だろうけれど。

☆大蛇登場☆
そして、煙の中から、おどろおどろしいオロチ登場!
舞台狭いけど、何匹出るの?

金・銀・赤・緑と4匹のオロチがでてきました。
こりゃスゴイ迫力だ!

クシナダヒメは、酒樽に姿が写っているとの設定のようだ。
酒樽に移った姫を、オロチがゴクゴク飲み干して、酔っ払う。
怖いというより、マヌケな話だと、子供の頃は思っていたなぁ。
娘は、どんなふうに感じているのだろう?

まぁ、神楽では、正直、敵役のオロチの方が華やかである。
2匹づつ絡んで、どーんと立ち上がると、拍手喝采。

4引きが絡んで螺旋を描くように登っていく姿は圧巻。
観客席がどよめく。
あー神楽っていいね…と思う(喜)。

オロチの首がポーズをとるたび歓声が上がる。
笛や太鼓のリズムもどんどん高揚していく。

オロチが狂わんばかりにスサノオに襲いかかる。
スサノオ、ピーンチ!

このあたりで神楽は最高潮に達する。
まぁ、元々は神事だし…。
ただ、広島県北の神楽は、島根や岡山に比べ、演劇性が高く、華やかだ。
オロチが火を吹いたりして(花火?)、エンターティメント性十分。

なみいるオロチをスサノオがバッサバッサと倒してゆく。
4匹も退治するのだから、爽快であるっ!

しかし火を噴くオロチって、燃えないのかなと心配になる。
中高校の体育祭で、先輩らが巨大怪獣のハリボテに、花火セットして頭が燃えたよなぁ。
ふと、何十年も前の曖昧な記憶がよみがえる(懐)。

そーんな懐古してるうちに、オロチは退治され、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)の奉納。
喜びの円舞が続く。
グルグル衣装が周り、スゴイ!
(衣装めちゃめちゃ重いです)

オロチの尻尾から出てきた剣が、出雲から大和に奉納され、3種の神器のひとつになるって話だ。
八岐大蛇って、出雲(山陰)が越(北陸)を制圧する話との解釈もある。
で、最後には出雲(山陰)は大和(近畿)に制圧されるようだ。
古代の国盗り物語が、神話には反映されているようで、何やら生々しい。

☆衣装試着1☆
最後に、衣装の試着体験の時間が設けられていた。
子供用もあり、娘は早速、神楽の衣装を着、その重さにびっくりしていた。

☆大蛇の首☆
オロチの首も、手にとって間近で見れ、嬉しい。
今度、ヤマタノオロチの史跡でも訪ねようかな。
奥出雲は、三次からそう遠くはないし。

☆衣装試着2☆
ぬぬ太もせっかくなので、大人用の衣装を羽織ってみた。
激重っ!
コレ着てグルグル回るのは、体力勝負だなぁ。

☆大蛇の首(赤)☆
梶矢神楽団は、「昭和29年に古典演目の鍾馗で広島県無形民族文化財を指定を受けた」と、湯治村のHPに書かれていた。
古典的な演目の継承をしている神楽団らしい。
高宮にある神楽団のひとつ。
県北は神楽が盛んだ。

☆衣装試着3☆
めずらしく妻も試着していた。
豊平のアグリカルチャースクールに通っていた時に、神楽は結構見ているらしい。
妻が神楽に、多少でも興味を持っていたとは、意外であった。

最後に、大蛇の頭をかぶってみたぬぬ太。
まったく怪しいオジサンである(自爆)。

瀬戸内遊々日記


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5/19の3 羽佐竹神楽団「塵倫」神楽ドーム(安芸高田市美土里町)

2013.05.19(21:53) 4180

風呂あがりに、湯治村の端の神楽ドームまでテクテク。
笛や太鼓の音に惹かれる。

☆神楽ドーム☆
ちょうど「塵倫」が始まったところようだ。
単純な筋立ての鬼退治なので、子供も連れて入ってみた。
確か、新羅から来た鬼か夜叉を退治する話だっけ?
(大人500円、子供200円)

顎のデカイ異形の鬼の面を怖がるかと思った。
が、娘は案外興味を持っていて、杞憂であった。

ググってみると、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)つまり14代仲哀天皇が、攻めてきた新羅の将軍?を退治する話のようであった。
(うーん、ぬぬ太の記憶もいい加減だなぁ…自嘲)
が、当時小国だった新羅〈大国化するのはもっと後)の将軍に攻められるって何?
そもそも仲哀天皇って、新羅遠征に反対して、九州〈熊襲)討伐中に、亡くなった天皇だよなぁ?
(まぁ妻の神功皇后に暗殺されたとか、そもそも実在しなかったとかって俗説もあるが)
系図上は、英雄ヤマトタケルの息子なのに、ビミョーな存在の天皇だなぁ。
なんで神楽では、異国の将軍あるいは妖魔を討伐した話なんだろう?
般若面の女鬼との戦いって、案外、恐妻との政争だったりして…などと妄想(苦笑)

「塵倫」以外にも、2匹の鬼がでてきて、舞は華やか。
仲哀天皇が高丸なる家来と一緒に、派手に戦い征伐します。
戦後、GHQから禁止された演目だって話だが、さもありなん。
天皇=軍神って感じに、米国人には見えたのだろう。
まぁ、平成の世では、神楽にそんな政治的、思想的な背景はないのでしょうが…。

「塵倫」って鬼は、黒い雲に乗るとか、翼が生えているとか、飛行系の伝承があります。
が、神楽の姿は、あんまり空飛びそうなフォルムじゃないですね(笑)。

そーいえば、山口県の本家に行った際、「塵倫」からみのお祭りの話を聞いたことがあった。
気になって、長府、忌宮神社(いみのみやじんじゃ)のHPみてみた。
奇祭「数方庭祭(すほうていまつり)」に、塵倫の話がでていた。
もっとも、こちらは新羅に扇動された熊襲と、天皇が戦ったとの逸話と紹介されていたが。

ヤマトタケルの時代に、完全にクマソ(九州)が平定されたわけではなかったのだろう。
クマソタケルを滅ぼしたヤマトタケルの息子の仲哀天皇が、熊襲の手にかかって死ぬとは。
歴史とは、なんとも皮肉なめぐり合わせだなぁ…。

瀬戸内遊々日記


神楽
  1. 12/29 神楽「大江山(上河内神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(12/29)
  2. 11/30の3 夜神楽「八岐大蛇(西宗神楽団)」マリーナホップ(広島市西区)(12/04)
  3. 11/30の2 夜神楽「紅葉狩り(西宗神楽団)」マリーナホップ(広島市西区)(12/04)
  4. 11/22の3 夜神楽「日本武尊(日吉神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(11/23)
  5. 11/8の3 夜神楽「羅生門(吉田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(11/09)
  6. 9/27の2 神楽「戻り橋(日吉神楽団)」かむくら座〈安芸高田市)(09/27)
  7. 9/23の2 神楽「悪狐伝(伊賀和志神楽団)」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)(09/23)
  8. 9/23 神楽「鍾馗(伊賀和志神楽団)」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)(09/23)
  9. 9/15 比婆荒神神楽「七座神事」備北丘陵公園・神楽殿(庄原市)(09/18)
  10. 8/30の2 夜神楽「葛城山(横田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(09/05)
  11. 8/23の2 夜神楽「滝夜叉姫(八千代神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(09/03)
  12. 7/26の2 夜神楽「羅生門(上河内神楽団)」かむから座(07/30)
  13. 7/19の2 夜神楽「滝夜叉姫(横田神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(07/20)
  14. 7/12の2 夜神楽「日本武尊(かむくら座)」(安芸高田市)(07/15)
  15. 7/5の2 夜神楽「羅生門(黒瀧神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(07/09)
  16. 6/28の2 夜神楽「大江山(山根神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(07/01)
  17. 6/14の4 夜神楽「日本武尊(青神楽団)」かむくら座()安芸高田市)(06/18)
  18. 6/7の2 夜神楽「葛城山(羽佐竹神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(06/10)
  19. 6/1の2 土曜夜神楽「戻り橋(日吉神楽団)」かむくら座(安芸高田市)(06/04)
  20. 5/24の3 梶矢神楽団「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」かむくら座(安芸高田市)(05/25)
  21. 5/19の3 羽佐竹神楽団「塵倫」神楽ドーム(安芸高田市美土里町)(05/19)