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12/26の2 車遍路「東寺」(京都市)

2015.12.28(18:25) 6056


さて京都南ICを降り、ちょっと走ると東寺。

☆東寺☆
五重塔が印象的なお寺。
京都のランドマークの一つだろう。

受付で拝観料を払い、有料スペースに入る。
庭がキレイ。

☆金堂☆
金堂と講堂でお参り。

☆講堂☆
講堂の立体曼荼羅は壮観。
密教の宇宙観をビジュアル化すると、こうなるのだろう。

☆五重塔☆
大きな五重塔は55mの高さがあるそうだ。
日本では最も高い五重塔。

名残の紅葉を楽しみつつ、庭を散策。
お寺に来ると、心が落ち着くなぁ。

娘は、鳩を追いかけ、走り回っていた。

子供的には、お寺への参拝は、さぞ退屈だろう。
まぁ、それでも、見えないものへの畏敬の念は育んで欲しいと思うのだ。
別に、どんな宗教でもいいとは思うけど。

御影堂にお参りし、あぁ終わったなぁと思う。
南無大師遍照金剛☓3。
本当は、終わることはないのだが、ひとつの区切りではある。

☆食堂☆
食堂で納経帳に最後の御朱印をいただく。
ミッション・コンプリートって感じかなぁ…(笑)。
喜びと淋しさが、胸を通り抜ける…感謝多々。


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瀬戸内遊々日記


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12/26 車遍路「別格1番札所 大山寺」(徳島県)

2015.12.28(18:09) 6055


朝焼けの中、日の出前に四国に向かってGOGO。

瀬戸大橋を一気に渡る。
今日はお礼参りに、別格1番の大山寺に行く予定。

瀬戸内海が明るんでいく景色は、本当に美しい。

☆C4ピカソ☆
別格1番まで、細い山道を延々登る。
10年前には歩いて参拝したのだが、記憶も朧。
こーゆー道だと歩くより車のほうがキツイよなぁ。

☆仁王門☆
下の駐車場に止め、仁王門から階段の登り参道をテクテク。

☆参道☆
急な階段なので、息切れ。

娘は一気に寺の境内まで駆け上る。
親ははるか後から、フーフー(汗)。

☆大山寺☆
これで四国の寺も最後だなぁ。
南無大師遍照金剛☓3。

☆大鳴門橋☆
続いて、大鳴門橋を超え、兵庫県に。

淡路島のSAで、ちょっと休憩。
眼前に世界最長の吊橋「明石海峡大橋」が掛かっている。

京都の東寺まで、あと100km位かなぁ。
高野山へのお礼参りのために買い換えたC4ピカソ。
年納めに東寺巡拝とは、ほんとにお参り車と化しているなぁ。

巨大な橋を渡りつつ、京都へ向かいドライブ。
ケーブル太っ!

☆明石海峡大橋☆
今日は瀬戸内海を周遊だなぁ。
(岡山、香川、徳島、兵庫、京都で、岡山に戻る)

瀬戸内遊々日記


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12/5 車遍路「別格20番大瀧寺」(徳島県美馬市)

2015.12.07(12:26) 6029

心が疲れているので、ひさしぶりにお寺さんにお参り。
人とは不安定なものだ…。

☆瀬戸大橋☆
瀬戸大橋を渡り、四国に向かう。

☆グラスルーフ☆
グラスルーフから見上げる橋脚等は壮観。

☆カフェ「パラティッシ」☆
高松に住んでいた頃、行きつけだったカフェ「パラティッシ」に立ち寄る。

☆マトリョーシカ☆
娘はマトリョーシカで遊びはじめた。
なにもかもが懐かしい。

☆ベーグルサンド☆
ベーグルサンドを頬張りつつ、ゆったりした時間を過ごす。
バリスタのねねさんの娘Mちゃんも、もうじき1才らしい。

☆大瀧寺・本堂☆
国道から狭い山道を延々5km。
いつか徒歩で参拝してみたいお寺だな。
(歩道は直登だろうが…)
別格の最後のお寺。
権現様を祀っているようだ。

☆大師堂☆
南無大師遍照金剛。
念珠玉が20個揃い、ちょっと嬉しい。
(仏具屋さんに出して、数珠に仕立てよう)

☆ムラサキシキブ☆
境内の紫式部の紫色の実が目を射るようだ。
標高のせーか、かなり肌寒い。
(まぁ山寺だしなぁ)

☆西照神社☆
隣接する西照神社にも参拝。
明治以前は、同じ霊場だったのだろう。

☆灯明杉と祈り石☆
なかなか厳かな雰囲気。

☆夏子ダム☆
山を下り、麓の夏子ダムの駐車場で休憩。
夏子市で、ちょっと梅干しなどお買い物。

☆骨付鳥☆
帰りに高松の一鶴に寄り、名物骨付鳥を食す。
讃岐といえば、うどんが有名だが、骨付鳥も美味美味!

夜の瀬戸大橋を通って、ぼちぼち倉敷に帰ろう。

瀬戸内遊々日記


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9/19 車遍路「別格16番札所・箸蔵寺」(徳島県)

2015.10.04(17:07) 5884

最近、いろいろ悩みも多く、たまにはお寺参り。

☆瀬戸大橋☆
瀬戸大橋を渡ると、四国はすぐ。
別格の打ち残しの寺へ車で参拝。

☆箸蔵寺ロープウェイ☆
高速のICから間なしに、ロープウェイ乗り場。
参拝を終え、ロープウェイで降りてきたおじいさんに、娘はお接待で、板チョコをもらっていた(苦笑)。
フツーのお接待なら、「代わりにお参りしてください」との意味だと教えればいいが、これはどう説明しよう?(困)

ロープウェイで山上まで一気に登る。
娘は、眼下の景色の移ろいを、楽しそうに見ていた。

☆箸蔵寺☆
ロープウェイを下りると、山上には立派な伽藍。
まぁ観光地でもあるし、金毘羅山の奥之院だし。

☆護摩堂☆
立派な護摩堂があり、真言宗のお寺だなぁって感じ。

☆参道☆
本堂へは、なかなか急な階段が続く。
参道で息が切れそうになるのは、金毘羅山だから…(笑)。

☆本堂☆

☆大師堂☆
本堂と大師堂で、ゆっくりお参り。
山寺は、奥深いほど、心が洗われるような気がする。
ときどき心にもデフラグが必要だよなぁ。

☆薬師堂☆
薬師堂で、娘はおじいちゃん、おばぁちゃんの健康を祈っていた。
まぁ、他人のために、お祈りができるようになったとは、少しづつ成長しているのだろう。

お大師さんの像に見送られながら、山を後にした。

☆仁王門☆
帰りのロープウェイでは眼下に立派な仁王門が見えた。
いつか歩いて参拝したいお寺だなぁ。
(軽登山っぽい様相になりそうだけど)

時々、四国に来ると、ほっとするなぁ…(安)。

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8/1の2 車遍路「別格第13番札所・仙龍寺」(愛媛県四国中央市)

2015.08.02(23:55) 5817

続いて、県境を越え、愛媛県に。
新宮ICから、約30分。
片側1車線の崖っぷち道路を約5km走ると仙龍寺の入り口に到着。
(なかなか離合困難な車道で、秘境感たっぶり…苦笑)
急傾斜な参道を登ると仙龍寺でした(息切れ)。

建物の2階が本堂で、併せてお大師さんも祀られていました。
納経所のお坊さんが、物静かな方で、山寺の静寂が醸し出されていました。

☆本堂☆
三角時の奥之院なんで、ホントは山越えして徒歩参拝したい寺であった.
(まぁ、宿への距離を考えると、ぬぬ太の足では無理だったのですが)

さて念珠もあと2玉(別格15番、20番)で揃いそうだ。
また来月にでも来よう(笑)。

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8/1 車遍路「別格第16番札所萩原寺」(香川県観音寺市)

2015.08.02(23:32) 5816

GWに88か所の歩き遍路を終えたが、併せて別格20霊場の一部も巡拝していた。
が、歩行経路の設定上、別格の4か寺を打ち残ってしまった。

まぁ折角なんで、残りは、娘を連れ車で巡拝することに。
C4ピカソ、初の瀬戸内海越え。
瀬戸大橋を渡り四国にGOGO。

☆うどん清水☆
大野原ICで降り、とりあえず昼食は讃岐うどん。
なんか四国に来たなぁって感じ。

とりあえず目指すは別格16番「萩原寺」。
お寺の駐車場に車を止めると、木漏れ日がガラスルーフからこぼれてきて美しい。
なんとなく、うれしい気分。

☆納札☆
境内に入って、おさめ札に名前などを書いていなかったことに気付く。
で、妻はベンチでカキカキ。
娘の白装束が、やけに小さいことにビックリ。
(子供って成長してるんだな…苦笑)

☆仁王門☆
仁王門をくぐって階段を上っていくと鐘楼があった。
猛暑のせいで、わずかな登りで汗がべたっ(暑)。
娘がゴーンとつく。

☆本堂☆
本堂前でお経をあげると、なんか心が落ち着いてくる。
日々雑事に追われていると、気持ちが荒んでいくのだなぁ。
たまには脳みそにもデフラグや初期化が必要なのかも?

☆大師堂☆
続いて、大師堂に行き納経。
南無大師遍照金剛×3。

納経所で、猛暑について、ちょっと雑談。
まぁ歩きじゃないので、笑い話ですむ暑さだけど。
昔、夏に足摺岬界隈を歩いていて、熱中症で倒れそうになったことがあった。
苦労して月山神社にお参りしたことなどが懐かしい。

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6/5の8 高野山奥之の院(和歌山県)

2015.06.15(18:41) 5731

宿坊に戻ったが、少し時間に余裕があったので、明日予定していた奥之院へのお参りを繰り上げ。

テクテクと2kmの参道を歩く。
戦国武将のお墓などもあり、興味深い。

若いころ、戦国マニアな同僚と、バイクツーリングで参拝したことをふと思い出す。
人生50年の時代であれば、もうぬぬ太の一生は終わっているかも(苦笑)。
人は死ねばすべて土の下だ(諦)。

☆朱印帖☆
朱印帖の奥之院のページに最後の御朱印を頂く。
これで、本当に終わりだ。

☆宿坊☆
宿坊に戻り、夕食。
若いお坊さんが箱膳を運んできてくれる。
へんろを通じて学んだのは、食べ物を美味しく頂けるのは、ほんにありがたく幸せだということだ。
人はただ歩き、いつか土に帰っていく。

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5/4 1番札所「霊山寺」

2015.05.12(23:22) 5671

昨夜の雨も弱まり、曇天のもと、宿を出る。
ようやく1番札所に戻れそう。

☆振袖地蔵☆
天候はビミョーで、途中、ポンチョを羽織って歩く。
まぁパラパラと小雨程度。
天気予報では今日は雨っぽい。

☆宝国寺・導引大師☆
逆うちっぽい経路なんで、遍路シールもなく、ちょこちょこ地図をみながら歩く。
そーいえば遍路シールを貼られていたへんろ道保存協力会の宮崎建樹さんが亡くなられたそうだ。
先日、ネットサーフィン中にふと数年前の訃報に気づきビックリ。
行方不明後、へんろ道の補修中の事故と判明したようだ。
あのシールにはずいぶん導かれ、ありがたかったなぁ(謝)。

☆大楠☆
そうこうするうちに空が晴れてきた(嬉)。
なんと青空でピーカン?!
見覚えのある大楠の側を通って、東に向かう。

☆弁慶の石像☆
3番近くの休憩所で、しばし休憩。
弁慶の石造が印象的。
そーいえば、初日に歩いたのは1~3番までだったよなぁ。
ここの先からJRで1番まで引き返したっけ(懐)。
あの頃は、88寺歩くとは思ってなかったよなぁ…。
お散歩気分のプチ体験。

☆本堂☆
ついに霊山寺に到着。
11年目にやっと輪がつながった。

☆鐘楼☆
妻と「終わったねぇ」と頷き合う。
嬉しいような寂しいような複雑な気分。
達成感と、虚脱感が,ごちゃまぜで襲ってくる。

☆大師堂☆
歩き遍路の旅は、ここで終わりだ。
南無大師遍照金剛×3。
納経帖の最後のページに御朱印を頂く。
ありがたい(謝)。

☆霊山寺☆
さて、高野山にはいつお参りしようかな?

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5/3の2 いやしの宿「越久田屋」(徳島県阿波市)

2015.05.11(01:19) 5670

さて結願した足で1番に向かって歩き始める。

しばらく山を下っていくと徳島県。
下りの舗装路なので、妻が足を壊さないよう、控えめのペース。
(下りの舗装路が股関節に一番悪影響)。

休憩しつつぼちぼち下る。
デンデンムシやケムシなど、春は生き物だらけ。

☆タンポポ☆
タンポポがビビッドに咲いている。
谷山浩子の名曲けだし迷曲「タンポポ食べて」が脳内リフレイン(苦笑)。

お地蔵さんの前でちょっち休憩。
昨日よりも歩行距離が長いので、ちと足が心配。
まぁ歩き始めが朝7時なんで、そこそこ順調。
天気予報によると、午後から雨が降り始めるので、ちと不安。

☆葱坊主☆
ネギ畑が見えてきた。
だいぶ平地に近づく。
ありゃ徳島自動車道が見えてきた。

小さなスーパーでパンを買い、先を急ぐ。
昼食差っ引いたかいがあり、午後2時半前に越久田屋さんに到着。
数十メートル手前で雨が降り始めあせっ!(汗)

☆越久田屋☆
早めについたのに、快く迎え入れていただき、ありがたい(謝)。
宿でヒトヤスミして着替え、車で1分の「天然温泉御所の郷」に連れて行ってもらう。
うー20km以上歩くと、さすがにふくらはぎが痛い。
サウナと水風呂を行き来して、ようやく生き返る(笑)。
そーいえば88番から1番への道は、ある意味「再生」の道だよな。
過去との決別&甦り。

風呂上がりに、泡般若&枝豆。
冷奴も美味しい。
エビフライ定食で締めっ!
明日はいよいよ1番にお礼参りだ。


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5/3 88番札所「大窪寺」(香川県さぬき市)

2015.05.11(00:22) 5669

さて、いよいよ結願の朝。
民宿八十窪の目の前が、大窪寺。
平山郁夫画伯の絵の影響で、霊山っぽいイメージ。
(は、脳内フィルターで、実際にはフツーの観光地っぽい門前ですっ)

☆山門☆
山門をくぐる。
最後の札所かぁと感慨ひとしお。

☆本堂☆
朝の境内は案外、静寂。
巡礼者や観光客も疎ら。
一応、最後の納経だ。

大師堂に回る。
お大師さんと2ショット。
これがホントの同行二人?(笑)

☆牡丹☆
ボタンの花が美しい。
大輪の花を愛でつつ、これで終わったのか…と一抹の淋しさ。
人の営みなど花のように移ろいやすい。
諸行無常。

妻も、よく付き合ってくれたよなぁ、1000km以上の道程を。
足が不自由だが、ずいぶん歩けるようになったものだし(謝)。
南無大師遍照金剛×3。

☆藤棚☆
家族のこと、仕事のこと、社会とのかかわりや、自分の心など、遍路中はいろんなことを考えた。
でも、歩いていると、何もかもがスコーンと、突き抜けてしまうのだ。
網代傘によく墨書されている「迷故三界城、悟故十方空、本来無東西、何処有南北」。
これって、歩いていると腑に落ちる言葉だ。
最初に意識したのはホーボージュンのエッセイだったよなぁ(懐)。

☆寶杖堂(ほうじょうどう)&原爆の火☆
結願を終えたお杖が、多々奉納されていた。
寶杖堂はガラス張りで圧巻。

手前に原爆の火。
広島市にあった金正堂書店の被爆時の残り火。
叔父の安否を確認に来た福岡の方がカイロに灯して、持ち帰った火らしい。
戦後も営業していた本屋さんなんで、学生時代はちょこちょこ利用していた。
もう無くなったのかなぁ、本通りの金正堂書店。

遍路が打てるのも平和のおかげだ。
そーいえば今日は憲法記念日だったな。
平和が、末永く維持されることを祈ろう。

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5/2の2 民宿「八十窪」(香川県さぬき市)

2015.05.11(00:12) 5668

さて午後から気温も上がり、歩くペースは落ちてくる。
汗を拭き拭き、ただ歩く。

☆丁石☆
旧遍路道沿いには、丁石など。
昔のお遍路さんも、あと少し…などと思いながら歩いたのだろうか?
あと2里らしい。

妻すでにバテバテ。
ぬぬ太もかなり足にきている…最近、運動不足。

☆イトトンボ☆

☆ハンミョウ☆
イトトンボやハンミョウ、赤いカミキリムシなどが、道を行き来する。
世界は生き物にあふれている。

ところどころにお地蔵さん。
オンカカカビサンマエソワカ…(祈)。

☆山藤☆
新緑と山藤のコントラストが美しい。
世界は輝いている。
疲労感から、ちょっちハイになっているのかも?

大窪寺の手前数百mまで来ているはずだが、座り込んで歩けない(疲)。
グーグルマップ開くと、あと7~800m位。

重い足を引きずりながら、大窪寺への残路を歩く。
あと1丁。
ここで5時2分…納経所は午後5時で閉まるのだ。
参拝は明日だなぁ…。

☆民宿「八十窪」☆
民宿八十窪にチェックイン。
遍路宿としては有名なところだ。

赤飯が前祝になってしまった(苦笑)。
11年前に遍路を打ち始めてからの、いろんな出来事を回想。
娘の出生、育児、親の介護など、いろんなことがあった。
中断したってことは、まだお大師さんに呼ばれていないってことだろう。
が、今年はとうとう88番、最後の札所だ。

そのうちウトウト(眠)。
夕食の泡般若で、ちょっち酔っぱ?!
明日こそ、結願だ(笑)。

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5/2 遍路「へんろ交流センター」

2015.05.10(00:59) 5667

昨夜、娘は新幹線で、広島の義父母のもとに。
初めてのひとりJRなんで心配だったが、無事だったようだ。
まぁ岡山~広島ってプラットフォーム間だと40分なのだが、ホームで待つ義母と合流できるか少々不安だった。

☆マリンライナー(JR高松駅)☆
今朝、妻とぬぬ太は四国へ向かった。
快速マリンライナーで瀬戸内の島々を眺めていると、もう四国だ。
高松駅前の「めりけんや」で遅めの朝ごはん。
鳴門わかめのぶっかけうどんが美味であった。
やっぱ高松は「さぬきうどん」だよなぁ。
チェーン店のようだが、そこそこ旨い。

☆琴電☆
築港駅から琴電に乗ると、すでに四国時間だ。
長尾線にゆられて終点までのプチ旅行。
ガタゴトのんびりと…。
昔住んでいた林町の北側を通っている路線。

☆長尾駅☆
長尾駅はレトロな駅舎。
改札を出て、白装束に。
久しぶりの歩き遍路。

☆長尾寺☆
駅側の長尾寺からスタート。
去年、納経したのは娘の誕生日だったよなぁ?
あれから早1年近くが過ぎたとは。
杖を突きつつテクテク歩き始める。

☆筒井の北向き地蔵☆
遍路道を歩いているとお地蔵さん。
側に「筒井の北向き地蔵」との看板。
道の辻に置かれたようだ。
多くの遍路が歩き行くのを見続けてきたのだろうなぁ…、これまでも。

☆一心庵☆
暑くなってきた。
一心庵でヒトヤスミ。
妻はせっせと日焼け止めを塗っている。
ぬぬ太はあまり気にしていなかった…。
(後日、鼻の頭が焼け…痛てて、泣)

☆高地蔵☆
4mの高さと説明板のあった高地蔵。
昔からのパワースポット?
さて、前山ダムまで登れば、お遍路交流サロンだ。
上り坂を、えっちらおっちら、登り始める。

☆へんろ交流サロン☆
お遍路交流サロンに到着。
またちょっと、ヒトヤスミ。

☆ピンバッジ☆
「歩き遍路」のみもらえるピンバッジを頂いた。
なにかスゴクうれしい。
ここで、なんか達成感がピークに。
(まだ大窪寺についていないのだが…苦笑)

☆讃岐黒豚のトンテキ☆
道の駅ながおに隣接する「ほしごえの里」で昼食。
なぜか自分へのご褒美モードに入っており、ガツ喰いモード。
食べすぎて、ちょっち苦しい(自爆)
満腹で午後からの歩きがちとキツイ?

☆道の駅ながお☆
道の駅のお大師さんの石像が笑っているように見えた。
さぁ大窪寺まであと一息!

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8/18の2 遍路「別格11番札所生木山正善寺 ・生木地蔵」(愛媛県西条市)

2014.08.27(11:44) 5188

59番国分寺から、てくてく歩いて来たのが懐かしい生木地蔵。
ここで娘がばてて、バックキャリーに背負って駅まで歩いたのが懐かしい。
当時、別格の納経帳を持ち歩いておらず、ここも空白だったので、今回、改めて納経。

☆生木地蔵☆
幼稚園の頃に参拝したのを娘は覚えていた。
幼稚園児にとって7~8キロ歩くのは、冒険だったのだろうし。
(さすがに小学生ともなると、もうバテても重すぎて背負えないよなぁ…苦笑)

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8/18 遍路「別格10番札所西山興隆寺」(愛媛県西条市)

2014.08.27(11:43) 5187

歩き遍路の途中、別格20霊場にもなるべく立ち寄っていたが、日程や距離から、打ち残していた寺も多々。
納経帳の空白を埋めるべく、車で参拝することに。

☆山門☆
今回は別格10番札所「西山興隆寺」。
子連れで別格11番まで歩いたので、山上の寺は打ちそびれていたのだ。

☆牛石☆
駐車場からの参道も、そこそこ長い。
娘は、途中転倒して、泣き始め、ちょっち困った。
手を捻ったのか、しばらく泣き止まず、のんびりと待つ。

☆本堂☆
幸いにも雨が降り始める前に、本堂に参拝。
山寺の静謐な雰囲気が、スバラシイ。
別格20霊場は、趣きのある寺が多い(が、山奥の寺も多い)。

☆大師堂☆
大師堂にもお参りして、久しぶりに心を洗われる。
南無大師遍照金剛☓3。

お寺の坊守さんにスイカを頂いた。
ありがたいことである(感謝)。

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5/31 遍路「87番札所長尾寺」(香川県さぬき市)

2014.06.02(12:58) 5008

引っ越しなどバタバタし、最近、メンタルな疲れが溜まっている。
で、頭を空っぽにしようと、久しぶりに遍路に出かけた。
今回は86~87番まで、歩くことに。

☆長尾寺☆
とりあえず87番長尾寺に車を止め、バスで86番志度寺に引き返す。
バス待ちの時間がかなりあったので、先に納経。
娘はだるまおみくじ(300円)を引いて「吉」であった。

☆大川バス☆
地元のおばぁちゃんと雑談しながらバスを待つ。
長尾寺の近くの大川バス本社は待合室もあって、結構、のんびり。
バスもお遍路ラッピングされており、ちょっと楽しい。

☆志度寺☆
国道でバスを降り、志度寺に引き返す。
志度寺まで歩いた頃は、娘は丁度、妻のお腹の中であった。

☆五重塔☆
五重塔の姿が懐かしく、高松に住んでいた頃を思い出す。
もう10年も経ったのか…。

さて、ぼちぼち歩こうか。
杖の音を響かせながら、炎天下を歩く(汗)。

☆当願堂☆
当願堂前の東屋でちょっと休憩。
おばさん2人のお遍路さんが、先に休憩中であった。
こう暑いと熱中症になりそうだ。
小学生の娘だけが、ムダに元気だ(苦笑)。
まぁ今日の行程は7キロちょっとなんで、8歳なら楽に歩き通せるだろう。

☆玉泉寺☆
玉泉寺で2度めの休憩。
ロバのパン屋さんで買った蒸しパンなどで、軽い昼食。
ここが長尾寺の奥の院らしい。

☆キャベツ畑☆
キャベツ畑にモンシロチョウの群れ。
農家的には害虫?

☆麦畑☆
いかにも麦秋って感じ。
小麦が風に棚引いていた。
先日、プラネタリウムでアルクトゥルスを麦星って紹介してたよな。
麦の熟す季節によく見える星なので…。
娘とそんな話をしながら、テクテクと歩く。

☆へんろ橋☆
5キロ過ぎてから、娘が暑さバテ。
ぬぬ太も妻も、言葉が途切れてくる。
橋の側の休憩所に立ち寄ると、柑橘がお接待に置いてあった。
ありがたくいただく…酸味でちょっと元気が出る。
娘が「やさしいね」と、休憩所に柑橘をおいて行った人への感想を話していた。
他人のやさしさを実感できる人に成長してほしいものだ。

☆長尾寺☆
最後は、だらだらと歩いて、長尾寺到着。
久しぶりの遍路を終えた。
霊場巡りも、残す札所は、あと1ヶ寺。

帰路、昔住んでいた宿舎の近くの「ゆらりの湯」に寄り、汗を流す。
ちょっと生き返った感じ(笑)。


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8/10 第67番札所「大興寺」(香川県三豊市)

2013.08.15(21:28) 4383

さて、民宿「青空屋」での目覚めは、快適。
クーラーの直下で涼をとったのが功を奏したようだ。
熱中症らしき頭痛も治まった。

区切り打ちしている歩き遍路のおじいさんと、朝食時に雑談。
夕食時にも感じたが、なんか悟ってそうな面持ちの方であった。
見知らぬ方々との一期一会の会話も、遍路の楽しみの一つ。
これも縁だよなぁ…。

宿のご夫妻に見送られ、今日は今回の区切り打ちの最終日。
心温まる宿で、最終日のスタートを迎えられ、ラッキー!

しばらく歩くと、蓮畑が広がっていた。

☆蓮の花☆
おおぶりな白い花にビックリ。
歩き続けて、感覚が研ぎ澄まされてきたのだろう。
美しい景色に思わず足を止める。
清々しい気持ち。

☆大興寺仁王門☆
しばらく歩くと、大興寺に到着。
わずか5kmの下りで、すでに汗が瀑出。
この猛暑って何?

☆ご神木☆
境内にご神木がある。
古くからのパワースポットのようだ。
この寺って、確か天台・真言の両密教が兼学されていた寺だったよなぁ。
おおらかでいいお寺さんだな。

境内にベンチと自販機があった。
まぁ、境内に自販機設置の是非はさておき、歩き遍路にはありがたい。
とりあえず、喉の渇きを癒さないと、読経の声もかすれそうだ。
自分の汗臭さが、ちょっち嫌になる。

納経を済ませると、お寺の方から、ピーナッツせんべいを頂いた。
なんか、炎天下、4日間歩いたご褒美のようで、無性に嬉しい。
自販機前に戻って、ジュースをもう1本買い、せんべいを食べ始めた(笑)。
ちょっち幸せな気分だ。

地元の方に愛されている寺のようで、フツーに参拝されている方もチラホラ。
となりのベンチに座ったオジサンと、しばし世間話。
オジサンが雲辺寺山に登山中に失くした帽子が、雲辺寺境内に届けられていたらしい。
それ以降、雲辺寺で修行してきた帽子だと愛用しているそうだ。
たわいのない話だが、人柄が感じられる、良い話だ(笑)。

☆弘法大師像☆
お大師さんに、見送られ、今回のゴール観音寺駅を目指す。
途中、大喜多うどんで休憩…「冷かけ」を食す。
麦茶をぐびぐび飲みながら、うどんをすする。
伊予から讃岐に入ったことを、胃袋で実感!

JR予讃線で、のんびり車を取りにもどる。
4日も歩いたのに、JRだと鈍行でも1時間(苦笑)。

帰路、伊予の名湯「鈍川温泉」で、一汗流す。
つるっとした良い湯だ。
湯船で、今回の遍路の行程を思い返す。
初日の炎天下ロングウォークが、体力消耗の原因かつ敗因だったなぁ。
のせーで、続く三角寺、雲辺寺の山岳ステージを、疲労しきって突入。
ヤバかったよなぁ…(自嘲)。
まぁ、1泊よけいにかかったが、無事、観音寺駅までたどり着いた。
終わり良ければ、全て良しだ。

10年ほど前に香川県に勤務していた頃、歩き遍路を始めた。
愛媛が10か寺(56~65)、香川が4か寺(66、67、87、88)残って、岡山に転勤。
娘が生まれ育児等で、5~6年のブランク。
その後、数カ寺ずつ打ち、再開。
残りの14か寺のうち、これで12か寺を打ち終えた。
結願まで、あと87番、88番の2か寺。
来年のGWあたりで、達成できそうかな88か寺巡り。


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8/9 第66番札所「雲辺寺」〈徳島県三次市池田町)

2013.08.12(15:20) 4382

さて、早朝、民宿「岡田屋さん」を出発。
炎天下、2日間の無理な歩行が祟って、疲労はピークに達している。
これで、雲辺寺の急登が登れるのだろうか?

宿から1km程で登山口。
高速の高架先までは、コンクリートの急な階段をひたすら登る。
すでに息切れ。
山道に入っても、ひたすら急登。
尾根筋の林道にでるまでは、比較的、急登が続くと、岡田家のご主人が言ってたっけ?

登りの急さは、三角寺の比ではない。
疲れきった足には、少々、ツライ行程だ。
妻の足は再々止まる。
まぁ、ぬぬ太も、かなりバテており、荷物が重く感じられ始める。

なぜか虻が多く、刺されそうで、いささか閉口。
あいつに刺されると痛痒いからなぁ(泣)。
虻を手で払いつつ、急登に歩を進める。
(止まると虻が寄ってくるので、休憩もままならない)。

足がすでに壊れているのか、歩行速度がまったく上がらない。
何度かリタイヤの文字が頭をよぎったが、ふと気づくと、斜度がゆるんできた。
しばらく我慢して歩くと、尾根筋の林道に出た。
やった!最大の難関は突破したようだ。

石仏さんのまえで、しばし休憩。
500mlの飲料を4本買うはずが、なぜか2本しか買っていなかった。
(朝で、ぼーっとしていたようだ)
すでに、飲み物の残量がキビシイ(山頂まであと2km強)。

ゆるい坂なのに、徐々に歩行速度は落ち、休憩が増えてくる。
山頂は見えているのに、行程は遠く感じる。
そーいえば昨日のTVでも、日本列島は記録的な猛暑って報道されてたっけ?
連日、熱中症での、救急車、搬送が増えているらしい。
そんなときに外、歩いているのも、他人から見れば、バカな話かも?
休憩の際、木に引っ掛けた白衣が、汗でずぶ濡れ。
まるで水を被ったようだが、発汗するうちは、まだ歩けるよな。

樹の幹で、なにやら虫がちょろちょろ。
クツワムシの子供だろうか?
昆虫には、暑さは関係ないのかな(笑)。

寺の約1km手前で、妻がダウン。
倒木に腰を掛け、赤とんぼが沢山飛び交っているのを見ながら、体力の回復を待つ。
(ロープウェイで下山して、リタイヤかなぁ…と思う)

ゆるゆる歩行再開するも、800m手前のベンチで、再び妻座り込み。
観光客らしきオジサンが「お寺、すぐそこですよ」と声をかけてくれる。
(が、すでに、すぐには歩けないのだ…2人とも)

最後は、足をひきずって、寺の境内にたどり着く。
雲の辺りの寺とは、よく言ったものだ。
疲れきった身体に、山寺の静寂が心地よい。

☆雲辺寺・本堂☆
しばし休んでから、本堂で納経。
千手観音様を祀ってあるそうだ。
山上の寺は、行政区画上は、徳島県三次市池田町にある。
札所としては讃岐(香川県)なんだけど(笑)。
残すは、讃岐の札所だけだなぁ…と感無量。

本堂の側に、井戸水あり。
ぐびぐびと喉を潤し、ペットボトルに下山用の水を分けてもらう。
水って、こんなに美味しかったのかと、再認識。
山寺で水は貴重なはずだが、水場が設けられていたのに、感謝。
まさに命の水だ。
お堂脇の狸の置物とツーショットで記念撮影。
妻が、写真を見て、ただただ笑っていた。
(そんなに似てるかなぁ…信楽焼の狸とぬぬ太)

☆雲辺寺・大師堂☆
大師堂に行くと、ほらがいを吹いて納経されているご一行に遭遇。
なんか山伏っぽくて、格好良いね!
読経もなにやら、本格的であった。

ロープウェイ側から来ると、仁王門からこちらに上がってくるようだ。
ぬぬ太達も、納経を終え、境内でもうひと休み。
30分ほど、ザックを下ろして座っていると、体力が回復してきた。
妻も、ロープウェイ使わなくても下山可能というので、山麓の「青空屋」さんにTELして、今夜の宿をお願いする。
2~3時間かかりそうだが、なんとか宿までがんばろう…あと4kmだし。

五百羅漢さんの背後に、アジサイが咲いていた。
夏のアジサイが、お盆ころまで咲いているらしい。

よくいくアウトドアショップの社長に、ちょっと似た羅漢さんを発見(笑)。
羅漢さんの表情や顔立ちを、1つずつ見て歩くのは楽しい。
67番への下山路には、えんえん羅漢さんが並んでいた。

☆ミヤマアカネ(雌)☆
壊れたっぽい足を引きずりながら、急坂を降りる。
木の階段を降りるたびに、膝にズキン、足首にズキンと痛みが走る。
妻は股関節の痛みがピークを過ぎ、無感覚になったようだ(困)。
妙に、ペースが上がってきたぞ…下りなのに?

適度にベンチで休憩を取りつつ下山する。
トンボやセミなど、夏の終わりを昆虫の姿で感じる。

宿に到着したのは午後3時過ぎ。
どーも、ぬぬ太は脱水で熱中症のようだ。
頭痛がガンガンしてきた。
そーいえば朝のニュースでも、四国は驚異的な猛暑が数日続いていると報道されてたっけ?
まぁ、水飲んで寝とこう…。
(今日こそは宿に早入りできたので、疲れを取らねば…)

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8/8の2 別格14番札所「椿堂常福寺」(愛媛県四国中央市)

2013.08.12(15:10) 4381

三角寺から椿堂までは、概ねアスファルトの下り坂。
林間の道路なので、暑さも和らいでいる。
昨日の疲れが抜けておらず、相当のスローペース。
伊予最後の札所(65番)三角寺を打ち終えて、ちょっと気が抜けている。

☆キマワリ☆
道路脇の休憩所でひと休み。
木柱のベンチの上を、甲虫が早足で這い回っている。
あとで調べてみると木廻(キマワリ)というムシであった。
普通種のようだが、検索すると、ポケモンの名前のほうが上位に出てきた(苦笑)。

☆バッタ☆
バッタの子供も飛び跳ねていた。
里山は自然が豊かだ。
山の麓から風が吹き上がってくる。
結構、心地良い。

眼下に広がる四国中央市。
ぬぬ太としては、結構、良い名前だと思うのだが…。
住民には不評なのかな?

平山のバス停あたりから、木々も少なくなり、日陰なし。
ただただアスファルトの照り返しが暑い。
椿堂まで6kmだが、かなり時間が掛かりそう。
(まぁタイムトライアルしているわけではないが…)

本当は、三角寺の奥の院である別格13番仙龍寺も回りたかったが、体力考慮し断念。
更に山越えすると、宿まで26km強となり、ぬぬ太の足ではキビシイ。
歩きで打ち残した別格20霊場の札所は、あとで車でほかないかなぁ?
標高100mまで下っていくと、国道192号線の手前に椿堂が見えてきた。

☆別格14番札所椿堂☆
赤い不動さんが、印象的な境内。
早速、納経など…。

徒歩の遍路には納経代をお接待されているそうだ〈謝)。
念珠玉の代金だけ支払うと、更に缶コーヒーまで頂いた。
お寺さんで接待を受けるなど、大変ありがたいことである。
(一般的に、お寺というのは、歩き遍路に事務的なのだ)
そーいえば10年くらい前に読んだ、遍路本のエピソードを思いだす。
ここの住職さんは歩き遍路の接待に熱心との話も会ったような気が?

お大師さんの足に触って、宿まで脚が持つようにと、お願いする。
昨日の30kmが、予想以上のダメージで、今朝の三角寺への登りで、力尽きたようだ。
下りだから、なんとか椿堂まで歩けたが、かなりキビシイ状況。
最悪タクシーでの宿入りも、要件等かも?

伊予最後の道のりを国道192号にそって登っていく。
国道付設の歩道は、影がなく、暑さによる体力の消耗が激しい。
外気温が35度を超すと、さすがに歩くのがしんどい。
トラックの砂埃で、最悪な気分だし…。

葱尾の休憩所で、暑さバテして、ついにダウン。
国道なのに自販機もなく、脱水気味…熱中症かな?このダルさ。
30分ほど休んで、歩行再開。

しばらく歩くと境目峠だ。
峠で挨拶した家のおじいさんに、空のペットボトルをわたし、水を分けてもらう。
なんとか脱水をまぬがれる。
店も自販機もなければ、お金なんてなんの役にも立たない。
他人様の情けが、ありがたい限りであった〈謝)。

峠を超え、県境で遍路道を外れる。
あと3kmで、今日の宿、岡田屋さんだ。
昨日より歩行距離は短いものの、山道や峠道は、キツサ倍増。
2日目の疲労は、相当であった。
「明日も歩けるのだろうか」と、不安がよぎる。

ボロボロで、宿に到着。
杖を洗って下さり、本当にありがたい。
冷たい麦茶が、喉を落ちると、何やら生き返った気持ちだ。
TVで原爆の日のニュースなどの話題もチラホラでる。
妻の両親も被爆者だが、小学生や幼児の頃の被爆体験は、記憶が曖昧らしい。
明日は長崎の原爆の日なんで、TVの報道などが散見。
原爆の惨劇も、リアルに語れる世代が減ってきている。
歴史の風化は、顕著なものだな…。

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8/8 第65番札所「三角寺」(愛媛県四国中央市)

2013.08.12(15:03) 4380

一晩寝て、頭痛は治まった。
が、妻ともども、固形物が喉を通らない。
ハンガーノック覚悟で、三角寺に向かいスタート。
早朝なんで、暑さがやや弱め。

松山自動車道をくぐった後、しばらくして道に迷う。
昔読んだホーボージュンの、歩き遍路のガイド本には、戸川公園が出てきた。
公園を通過しないのは道をロストしているようだ。
地図を眺めつつ、遍路道に向かいリルート。
(疲れが溜まると、判断ミスが増えてくるなぁ…)
無理はイカンイカン。

しばらく進むと、山道を草刈り中のオジサンに遭遇。
挨拶すると「蛇に気をつけるように」との応答。
四国の多くの方に支えられているんだなぁ遍路道。
歩かせていただくことに感謝・感謝。

☆黒揚羽(クロアゲハ)☆
道筋を案内するように、ひらりひらりとクロアゲハが飛んでいく。
蝶の道かな?
羽の赤斑が特徴的だ。

昨日の疲労は抜けておらず、足が重い。
手術のせーで、股関節の可動域が狭い妻は、登りに時間がかかる。
まぁ夫婦なんで、お互いの不得意なところを補っていくほかないが…。
4泊5日☓2人分の荷物を背負っているので、ぬぬ太の足も遅い。
まぁ納経帳4冊と財布は妻のザックに入っているので、ちょっと助かってはいるが。

☆石仏☆
休憩所があったので、ひと休み。
マジックで顔の描かれた石仏?がユーモラス(笑)。
対面しているだけで、疲れが癒されます。

☆休憩所☆
わき水で顔を洗って、しばし休憩。
眼下に、旧伊予三島市や旧川之江市の市街地が広がっている。
ふと、旧川之江市出身のM君のことを思いだす。
ふるさとが、四国中央市に合併改名したのが気に入らなかったようだ。
イナカのチュウシンのようにとれる自虐的な意味合いの市名に、相当、不満を抱いていたよなぁ(懐)。
「四国中央市って恥ずかしいです」って、いつもボヤいてたっけ?
優秀すぎたのか、数年後にうちの役所を辞め、大学院に進学したらしい。
今頃どうしているだろうか?

標高差500m弱だが、石槌山の登山程度の標高差はあるよなぁ。
距離短い分、急登なのが堪える。
妻の歩行速度が、目に見えて落ちていく。
うーん、早朝、歩きはじめたアドバンテージが、どんどんロスされる(困)。

最後には、数十メートル登っては休みの繰り返し。
山道の終盤、とうとう座り込んで、20分ほど動けず。
すると、上の方から登山のオジサンが降りてきた。
「三角寺はすぐ、10分も歩けばるんるん、登りは終わったよ」と教えてくれた。
気を取り直し、歩き始めると、確かにゆるい上り。
15分ほどで、三角寺駐車場に到着。
自販機で、ジュースをグビグビ(汗)。

☆三角寺の参道の階段☆
見上げると、駐車場から山に階段が伸びていた。
余りの急さに、ちょっと凹む。
が、ゴールはあと一息…登り始める。

☆鐘門☆
鐘を軽く突いて、門をくぐる。
静かな山寺に響く鐘の音は、心地良い。
余韻に空気のゆらぎを感じながら歩を進める。

☆三角寺・境内☆
境内に入ると、四阿っぽい休憩所があったので、ちょっとザックを下ろす。
思ったよりも、腰に疲労が来ている(困)。
動けないのは格好悪いが、静寂な山寺での休憩は、非日常的な体験だ。
虫の声、風が葉を揺らす音などに耳を傾ける。
妻と何も語らず、ただ時を過ごす。
(まぁ、特に話すこともないのだが…)

のろのろと本堂、大師堂を回り納経。
ぎゃーてぃぎゃーてぃの声が、かすれている。
気持ちはどこに向かうのやら。

☆三角の池☆
納経所のおばさんは気さくな方であった。
今夜の宿を聞かれ、岡田家さんを肯定すると、あと4時間くらいと教えてくださった。
今日は、宿に早入りして、休むぞーって気分。
宿まで13km…峠越えても14km強かなぁ?

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8/7の2 三福寺〈愛媛県四国中央市)

2013.08.12(14:59) 4379

土居駅界隈をウロウロするも、定休日や廃業などで、飲食店が見当たらず。
コープのスーパーで、ゼリー飲料を買い、ベンチで流し喰い。
あまりの暑さに、固形物が喉を通らないようだ。

国道を歩き始めると、飲食店もパラパラ。
しばらく歩いて、作業所系の喫茶店で、ひと休み。
アイスコーヒーなどを飲みつつ、昼休憩。
心が折れたのか、とても外に出るきになれない。
屋内で約40分程、休憩。

午後2時を過ぎると、猛烈な暑さが和らいでくる。
35度を超える外気温は、容赦なく体力を奪っていく。
アスファルトの照り返しの暑さが、肌に浸透し、気持ち悪い。

国道11号を少し北に入って、三福寺に参拝。
番外霊場で、新四国曼荼羅霊場のお寺らしい。

☆三福寺・弘法大師像☆
阿弥陀様を祀られているそうだ。

☆三福寺・本堂☆
お参りして、後は宿まで7km。
もう2時半かぁ…かなり体力消耗中。
土居IC先で、国道を南に入り、旧遍路道に戻る。
どうも脱水症状を起こしているようだ。
缶コーヒーを2本続けて飲んだが、カフェインでは頭がしっかりせず。
貪るようにコーヒーを飲んでいたのが災いしたのか、通行人からの怪訝そうな視線。

伊予寒川駅近くで、しばし黙考。
伊予三島まで1駅電車に乗って、ここで中断しようか?
明朝は宿から電車引き返しで、スタートしてもいいし…〈悩)。

結局、あと5kmほどなんで、歩行を続行。
が、疲労はピークに達しており、足が上がらない。
靴下を履き替えようとしたら、両かかとに、巨大な豆〈驚)。
痛いはずだ…こんなに大きな豆作ったら。

寒川郵便局側で歩けなくなり、ちょっと途方に暮れる。
足が痛てぇ…。
しばらくマッサージすると足の感覚が戻ってくる。
脳内を水戸黄門のテーマソングがリフレイン(苦笑)。

今夜の宿「ろんどん荘」の1km手前の、休憩所で今度は妻の足が止まる。
平地ではぬぬ太より俊足だが、30km手前で、股関節が痛み始めたのだろう。
手術した場所が痛むのは、いかんとも。
もう5時前だ、リタイヤしようか?

結局、宿屋さんに、チェックインが遅れると連絡し、ゆっくり歩き始める。
2人ともびっこを引き摺っており、相当のスローペースかも。
気が遠くなりそうなほど、長く感じられた最後の1kmであった。

ろんどん荘のおばちゃんは、気さくで話し好きの方であった。
風呂あがりに、しばし話し込む。
最近は、歩き遍路が減っている上、夏なんで季節がら更に少ないそうだ。
福山の娘さん方近くへの移住を検討されているようだ。
ぬぬ太も、福山生活が長かったので、しばし会話が弾む。
が、この宿も、いずれは廃業なんだろうなぁ(淋)

宿で、妻が発熱。
どーも、熱中症のようだ。
クーラーの冷風直下で、暑いと呻いている(困)。
医者を呼ぶほどではなさそうだったが、かなりバテているようだ。
ぬぬ太も少し頭痛がしてきた。
アイスとゼリー飲料を食し、爆睡。

炎天下30km強の歩行は、やっぱ無理があった。
〈ブランクありの夏遍路だと25kmまででとどめたほうが無難)
妻から、宿の位置関係を聞いた際、再検討すべきであった。
後の祭りである(自嘲)。
まぁ、ぼろぼろでも、2人とも宿にたどり着いたので、良しとしよう〈謝)

南無大師遍照金剛…。

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8/7 別格12番札所「延命寺」(愛媛県四国中央市)

2013.08.12(14:50) 4378

愛媛県新居浜市のJR中萩駅から、今回の遍路はスタート。
まずは、別格12番の「延命寺」を目指す。
猛烈な高気圧に覆われ、西日本は猛暑日(暑)。

アスファルトを歩いていると、クラクラ目眩がする。
やっぱ、夏の歩き遍路は、ぬぬ太の体力では無謀であった。
昼休みに20~30分の暑さ慣らしのウォーキング程度の準備では、とても持たない(悔)。

国道11号線沿いの自販機で、アイソトニック飲料をがぶ飲みしつつ、歩を進める。
なんか、汗で目の前が曇っている。
自販機ごとに休んでると、さっぱり歩行距離が伸びない。
(予定では宿まで30km強なのだが…とほほ)

☆熊谷地蔵尊☆
旧道を歩くと、お地蔵様が祀ってあったりもする。
おんかかかびさんまえいそわか…と真言を唱えつつ、熱中症を危惧する。
午前中でこの暑さは反則だよ…。
ぼやきつつ、ひたすらアクエリアスをグビグビ(汗)。
いくら水分補給しても、すぐに汗と化す(困)。

☆オニヤンマ☆
蝉時雨と杖の音が、ビミョーにハーモニーを奏で始める。
なんか頭…空っぽだなぁ。
喜怒哀楽などの感情が、すっぽり抜け落ちてしまう。

ぼーっとしていると、ヤンマが目の前に止まった。
緑のデカイ目がひっついているし、この大きさは、オニヤンマであろう。
蚊や虻などを捕食してるんだろう。
生きる強さというか、まったくスゴイ!

☆セミ☆
ヤンマの上の梢でも、またセミが鳴き始めた。
夏限りの生命を謳歌しているように、感じられた。
命はこんなふうに、巡り巡るのだろう。

☆三度栗大師☆
しばらく、歩いていると三度栗大師があった。
脇に説明板もあったが、水が出たと、栗が三回も成ったなどの大師伝説は多い。
まぁ、それだけ庶民的な信仰なのだろう。
南無大師遍照金剛☓3。

へろへろになりつつ、約20km歩いて、延命寺に到着。
別格20霊場のお寺さんは、総じて、建物などが立派である。
(あくまで、ぬぬ太のイメージだが)

☆延命寺・本堂☆
本堂に早速お参り。
延命地蔵様が祀られているようだ。
さっそく、般若心経を唱え始める。
GW以来、お経を読んでいないので、なにやら息が切れる。
われながらの不信心っぷりだが、日常生活で信心深くは、なかなかなれないものだ。
仕事柄かも知れないが、いつも怒っているような気がする(ボヤキ)。
おんかかかびさんまえいそわか☓3。

☆大師堂☆
大師堂が納経所を兼ねていた。
読経後、呼び鈴を押すと、無口な若い坊様が現れ、さささっと納経帳に書入れて下さった。

☆イザリ松☆
イザリ松の根株が、境内に残されていた。
在りし日は、デカイ松だったんだろう。

松の側で困っていた足の不自由な人を、弘法大師が霊符で救ったとの伝説のある寺。
脚が不自由な人たちは、昔から信心に救いを求めていたんだろうなぁ。
暑いとはいえ、自分の足で「歩ける」とは、全くありがたいことだ〈謝)。

が、宿まであと10km強…足がヤバイっ!


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5/5 遍路「60番札所横峰寺」(愛媛県西条市)

2013.05.07(23:53) 4149

朝6時、ビジネス旅館小松で朝食。
お肉屋さん経営の旅館だけあって、夕食のボリュームは満点。
だが、朝食はフツーであった(まぁ朝から肉てんこ盛りも困るが…)。

近所のコンビニで飲み物とおにぎりを買い、車に衣服等を突っ込む。
駐車場で登山靴を履いていると、昨夜、食事が隣り合わせになったご夫婦と遭遇。
昨日は遍路歩き、今日は今治城と平山郁夫美術館によって、神戸に帰るそうだ。
楽しそうな夫婦だな。
歩き始めるぬぬ太らに、ゴーフレット一箱くださった(謝)
がんばりまーす。

旅館でもらった地図を片手に、午前7時、歩き始める。
遍路地図より、詳しく、迷いにくい。
アスファルトを、靴底の硬い登山靴で歩くのは、しんどい。
もうちょっと厚い靴下にすれば良かったな。

木々を眺めながら、アスファルト道を登っていく(暑)。
留意すると、春先に紅葉する木って、意外にあるのだな。

道の脇にシャガが咲いていた。
昨日も、前神寺に咲いてたっけ。

山藤がダイナミックに咲いていた。
藤棚とちがって、迫力を感じる。
生命力の強い木なのであろう。

午前8時15分、ようやく山道に入る。
(歩行ペースやや遅し)
草刈り奉仕をされている方々のお陰で、道は歩きやすい。
遍路道の維持は、多くの方の奉仕で成り立っているのだろう。
歩かせていただいて、感謝・感謝。

社会とは、多くの人の力で支えられているのだな。
現代アート作家スン・ド・ホの作品に、小さな無数のフィギュアが床下を支えている作品があった。
遍路道も、このようなものかもしれない。

つづらおりの山道を行ったり来たりして高度を稼ぐ。
歩き始めて1時間半…すでにバテぎみ(困)。
まぁ平地から750m地点に登るんだから、標高差700m以上。

すぐ側の石槌山の登山口土小屋(1492m)、山頂(1982m)で標高差500m弱。
一般的な石鎚登山よりも、キツイのだ。
まぁ修行の道なんで、レジャー登山と比較するのは適当ではないが。

午前9時、60番横峰寺と61番香園寺を結ぶ遍路道に合流。
ここからは逆打ちルートで横峰寺を目指し、打ち戻る予定。
尾根を登るのかとおもいきや、道はしばし下る。
せっかく稼いだ高度を失い、メンタルに参る。
なんか12番札所「焼山寺」への道を思いだすなぁ。

昨日の旅館で見かけたおっちゃんが追いついてきた。
ばてて登り坂の途中、道に寝転んで休んだらしい。
確かにあの坂はキツカッタ。

徐々に横峰寺に近づく。
順打ちで降りてくる人たちが「まだまだ登りますよ」と嬉しい?声援をくださる。
はぁ、ベンチで休みながら、ぼちぼち歩く。

午前10時45分、ようよう寺が見えてきた。
裏から入る格好だ。
有料林道経由の駐車場も裏にあるので、人の流れは裏のほうが多いのだが。
昭和59年に林道が開設されるまでは、ホントの山寺だったのだろう。

シャクナゲが咲き始めていて、美しい。
役行者が蔵王権現の姿をシャクナゲの木に彫ったとの伝説が残る寺だもんなぁ。

あーやっと、寺についたのだな。
安堵の気持ちが駆け巡る。
娘も山好きだが、6才児連れては登れない。
丁度、いいチャンスに60番がクリア。

☆横峰寺・本堂☆
満ち足りた気持ちで、本堂にお参り。
おん あびらうんけん ばざらだどばん
大日如来がご本尊のようだ。

☆大師堂☆
シャクナゲ越しに、大師堂を眺める。
次は、大師堂で納経。
ギャーティギャーティと唱えるうちに、本当に彼岸に行ってしまいそうな気分。
山寺はいいなぁ。

納経所で、どちらから登ってきたか尋ねられる。
62番近くの宿から登ってきたことを伝える。
納経所のお坊さんが、微笑を浮かべながら納経帳を返してくださる。
一言声をかけられただけで、なにか元気になる。
中身のある会話というわけではないのに。
ふと「拈華微笑」の説話を思い出した。
人のつながりとか、理解とかは、かなりノンバーバルなものかもしれない。

午前11時10分、納経所横の休憩所で、軽く昼食をとる。
1個240円のおむすびで、ちょっと贅沢。
まぁ標高差700m以上登ったのだから、自分にご褒美だ(笑)。
ローソンのおにぎり屋シリーズ…実は大好きです。

☆苧環(オダマキ)☆
山門脇などに、ちょこちょこオダマキが咲いていた。
青と白のコントラストが美しく、異形も興味ふかい。
昨日、夕食時に一緒になった夫婦は、次は秋口に60番を順打ち予定と言われていた。
まぁ、山門から入ると、また違った趣だろうしなぁ。

お大師さんが修行した「星が森」まで登りたかった。
が、さすがに妻がばてていたので断念。
今日は、渋滞の中、広島まで帰らなきゃなんないので、余力残しとかなきゃね。

☆紫華鬘(ムラサキケマン)☆

☆深山黄華鬘(ミヤマキケマン)☆
寺の裏参道に、ムラサキケマンとミヤマケマンが咲いていた。
山寺に、仏具の名を含んだ花が咲いているのも、何やらいいもんだ。
午前11時50分、さて、左足が笑っていることだし、ぼちぼち下山するか。

午前12時、林道の合間から、下界が見える。
こんなにも登ってきたのかと、ちょっち感慨。

☆草苺(クサイチゴ)☆
遍路道の入り口に草苺が咲いていた。
さぁ、一気に降りるぞ!
との気持ちはあれど、脚はガタガタ。
ペースは上がらず。

午後0時15分、しばしベンチに座り込んで休む。
ソーダグミを食べながら、ちょっち休憩。
左足ちょっとヤバイなぁ…痛め気味。

午後1時、下山はテンションも下がり、休憩多々。
ガルボ苺味を口に突っ込みつつ、甘味でムリクリ、テンション上げる。
ここからつづら折りの道を、一気に降るのだ。

あられちゃん小走りで、一気につづら道を降りる。
(Drスランプ世代のぬぬ太)
無理に減速すると、膝に負荷がかかる。
原則はターンだけ、トントンと跳ねるように歩く。

☆採石場☆
午後2時20分採石場まで降りてきた。
昔の東映の特撮ものって、戦闘シーンは毎度毎度、採石場。
世界征服を狙う敵が、採石場にばかり登場するのは、子供心に、変だと思っていた。
まぁ、火薬使う撮影の必要上、しかたがなかったのだろうが。
平成の仮面ライダーや戦隊物はどうだったのだろう?

☆ムギ畑☆
午後2時35分、高速道路の高架下をくぐり抜ける。
道の脇には麦畑が広がっていた。

☆養正館跡☆
小松藩の藩校の跡地に石碑が建っていた。
小藩ながら、教育には力を入れていたのであろう。

☆近藤 篤山(こんどう とくざん)旧宅☆
養正館の教育に関わった儒者近藤篤山の旧宅も側にあった。
残念ながら連休中はおやすみであった。

午後3時、小松旅館の駐車場に到着!(祝)。
今日も、良いお参りだったなぁ。

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5/4の4 遍路「63番札所吉祥寺」(愛媛県西条市)

2013.05.07(20:34) 4148

芝の井の側の公園でひと休みして歩き始めたら、なぜか道に迷った?
まぁ、吉祥寺のちょい先の交差点にでたので、大した間違いではなかったが…。
久しぶりに歩いたので、ちょっと疲れがでたのかな?
疲労と判断ミスが、直結するのは、仕事と一緒だ。

山門をくぐって、境内に入る。
連休中故か、多くのお遍路さんで賑わっている。
白装束をまとっていると、肩書きも何もなくなる。
素の自分とは、こーゆーものだろう(笑)

☆吉祥寺☆
ここは毘沙門天が本尊として祀られているそうだ(珍)。
たどたどしく「おん、べい、しらまんだや、そわか」と繰り返す。
なんちゃって「上杉謙信」気分な、歴ヲタ、ぬぬ太であった。

一年半ぶりの遍路なんで、ちょっと脚が笑い始めたなぁ(疲)。
明日の横峰寺、山岳アタックは、大丈夫かな?
ちょっち不安であった(自爆)。

さて64番札所に向かって、ゆるゆる歩き始める。
途中、阿弥陀堂そばの藤棚で休憩。
地元の方々が、藤と阿弥陀堂の敷地の共有権を取り戻すのに尽力された石碑があった。
いろんな、小さな歴史があるのだな。

藤を見ながら、しばし休憩。
運動不足と体重増加で、ちょっとヤバイっ!
最後は、ずるずる脚をひこずって、前神寺前に到着。

☆64番札所、前神寺・狛犬☆
焼き物の狛犬が、出迎えてくれた。
なにやら阿吽ではなく、お帰りと言ってくれているような気がした。
南無大師遍照金剛。

ふと携帯の万歩計を見ると3万歩を超えていた(疲)。

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5/4の3 番外霊場「芝の井」(愛媛県西条市)

2013.05.07(20:30) 4147

てくてくと歩いて行くと、番外霊場「芝の井」があった。
これから行く63番の奥の院らしい。
まぁ、臼井御来迎などと同様の、大師水伝説であろう。

☆芝の井☆
弘法大師の杖で突いてでてきた水って話は、いろいろバリエーションが有るようだ。
ここのは、水をくれたお婆ちゃんへのお礼って話のようだ。
伝説はさておき、水場ではセキレイが水浴びをしていた。
なんとも涼しそう。
しばらく鳥の姿を眺め、佇む。
ゆるりとした四国時間。

☆セキレイ☆
セキレイといえば、鳥よりも、巨乳美女のバトルアクションアニメだったなぁ…。
うーん、煩悩から逃れられない、ぬぬ太であった。

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5/4の2 遍路「62番札所宝寿寺」

2013.05.07(20:28) 4146

さて、宿に入るにはちと時間が早い。
前回、59~61番まで歩いた時に来た伊予小松駅までJRで引き返す。

☆伊予小松駅☆
プラットホームのツツジがキレイであった。
午後からは62番から参拝し、64番の駐車場まで歩き戻る予定。
まぁ、番外霊場に寄り道しても5~6kmってとこか?
石鎚山の麓は、札所が密集している。

☆宝寿寺☆
駅そばの札所、62番「宝寿寺」に参拝。
もともと白坪にあった神社が札所のようだが、洪水などで移転したらしい。
その後も鉄道の開通で移転したり、国道に境内を削られたり、なかなか紆余曲折の歴史があるようだ。

現在、本堂が工事中のようだ。
参拝を済ませ、納経所に行く。
えらく無愛想な坊さまだ。
納経帳の置き方でも悪かったのかな?
もう一度「お願いします」と差し出したがブスっとして筆を走らせ始めた?

あまりにも不自然だったので、後でネットで調べてみた。
どーも色々問題のあるお寺さんのよーだ。
本堂も、工事ではなく、ずっと放置されているようだ。
真偽の程は不明だが、ちょこちょこ苦情がUPされていた。

歩いている時の清浄な気持ちが、寺に来ると俗世に引き戻されることがある。
残念なことだが、まぁそんな寺もあるのだと、おおらかに受け流そう。


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5/4 遍路「64番札所 前神寺」(愛媛県)

2013.05.07(20:24) 4145

さて、久しぶりの大型連休。
義母が娘を2日預かってくださるので、好意に甘え、四国遍路に出かけた。
(義母も義父も、去年は入院続きだったが、体調が多少回復されたのだろう)
早朝、しまなみ海道で四国に渡り、伊予小松に9時頃、到着。
車を前神寺駐車場に置かせてもらい、とりあえず参拝。

水に打たれたお不動さんが、遍路を迎えてくれる。
なにやら清浄な雰囲気で、良い寺だなぁ。
明治に入って現在地に移転したそうだが、元々歴史のあるお寺故の品格かも。
石鎚神社の別当だったらしい。
山頂社や天狗岳は、以前、参拝したり登ったりしたことがある。
やはり霊山って感じであった。
ブロッケン現象を見たのが懐かしい。

まず阿弥陀さんの祀られている本堂に参拝。
おん あみりた ていぜい からうん…☓3
真言唱えるのも、久しぶりだなぁ。

☆著莪(シャガ)☆
シャガの花が咲いていた。
そーいえばアニメ「ベン・トー」にも「著莪あやめ」って女性キャラがいたよなぁ。
カラフルで華やかなイメージだ。

☆大師堂☆
続いて大師堂へ。
般若心経を唱えていると、ちょっと心が落ち着く。
南無大師遍照金剛…☓3

納経所で、御朱印を頂く。
あー久しぶりの遍路が始まるなっ。

テクテクと歩き始める。
遍路道には、石造りの常夜灯などが散見され、楽しい。
杖を付く音がリズミカルなのも、歩き初めだけ?

地蔵堂などもちらほら。
昔からの道は、何かほっとするなぁ。
なんとなく、ゆったりとした四国の時間に身を委ねる。

れんげ畑を見ると、連休だなぁ…と思う。
以前、岡山や福山に住んでいた。
その頃は、吉備路のレンゲ祭りに、よく行ったよなぁ。

水路沿いをポクポク杖をつきながら歩く。
同行二人。
迷うがゆえに三界は城。
悟るがゆえに十方は空。
いい言葉だなぁ…。

ラーメン屋さんで昼食。
午前中、よく歩いたなぁ。

歩くと、食事が倍くらい美味しい。
ちょい先の、中萩駅で、一旦中断。
午前中で10km強ってとこか。

☆中萩駅☆
明日は60番札所「横峰寺」。
山岳コースの遍路ころがしに備えねば。
今日は足慣らし程度に止めておこう(疲)。

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11/3 遍路「日切大師~61番香園寺」

2011.11.12(00:07) 3096

9月の続きを歩きたくなり、再び四国に渡る。
10数キロ歩くために、片道150キロ以上ドライブするのだから、酔狂な話かも(爆)。
前回JR伊予三芳駅で切ったので、次の札所61番香園寺(今日の終点)の駐車場に車を置き、元の地点に引き返すことにした。

☆61番・香園寺☆
伊予小松駅から下るJRの発車時間まで余裕があったので、先に61番の納経を済ませる。

☆香園寺・本堂☆
椅子席のホールになっている本堂は、かなりデカイ!(驚)
テクテク歩いて、近くの62番札所そばの伊予小松駅へ。

☆伊予小松駅☆
単線ののんびりしたJRで、伊予三芳駅まで移動。
各駅停車は1時間に1本くらい…のんびりした時間の流れ。

さて伊予三芳から再出発!
が、1キロも歩かないうちに、娘は「疲れた」を連発(困)。

☆日切大師☆
とりあえず、駅の先の番外霊場「日切大師」に参拝。
山道と違って、街中を歩くのは、5歳児には退屈かも?

しばらく歩いてスーパーで、パンといなり寿司を買って、昼食。
スーパーの前の縁台に座らせてもらって、パクパク。
歩いていると、屋根があって、座って食べられることが、すごくありがたく感じる。
食べ物が、美味しく感じられるよなぁ。
頭を空っぽにして、歩くことが、幸せだと感じられる。
娘は、諦めたのか、妙にマジメに歩き始めた(笑)。
まぁ、杖と白衣を買ってもらったのが、嬉しかったのかもしれないが?

田舎の舗装路を淡々と歩く。
娘は、おじいさんに梨、おばあさんに柿、おばさんにみかんを戴いた。
子連れのせいか、お接待頻度、高し。
(が、いただいた果物を持ち歩く親は、重量的に大変である…疲れたのにリュック重いっ!)
さて、生木地蔵(別格11番)まで、娘は歩けそうかな?

☆生木地蔵☆
なんとか娘は歩ききり、境内で、もらった蜜柑を食す。
喉が潤され、美味美味。

☆生木山・生善寺☆
別格用の納経帳は、今回は持ってきてないので、次回まとめてスタンプをもらおう。

途中、道を教えてくれたおじさんが、ここの門前まで、車で追いかけてきた。
はて?と、とまどっていると、デジイチを取り出して、ぬぬ太ら親子3人の参拝記念写真を撮ってくださった。
その上、次の札所に歩いている間に、プリントして届けてくださった(驚)。
写真のお接待を受けたのは初めてである…子連れだと、いろんなことに遭遇するなぁ(笑)。
感謝感謝。

生木地蔵から、娘をマックパックに背負って歩く。
次は60番だが、山の上なんで、61番を先に打って、次回逆打ちする算段。
川を越えて、横峰寺の登山口には向かわず、61番に向かい歩く。

さすがに17キロの娘と荷物を背負って歩くのは、かなりキツイ。
休みをちょこちょこ取りつつ、歩を進める。
川の側で、ちょっと休憩。

娘はタンポポの綿毛を摘んでは飛ばして遊んでいる。
うーん、のどかで、なにやら空間や時間が溶けていきそうな感覚?

えっちらおっちら歩いて、朝、車を置いた61番香園寺に到着。

☆子安大師☆
今日一日、無事歩けたことを感謝して、本日の遍路はおしまい(笑)。

☆椿の湯☆
近くの温泉で、汗を流し、ほっとくつろぐ。

帰りは、今治の食堂「魚河岸ごはん」で、お魚三昧。
満腹満腹。


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9/24 遍路「58番~臼井御来迎」(愛媛県今治市~西条市)

2011.09.28(23:43) 3021

さて、朝5時45分、起床。
宿坊なんで、6時から、本堂で、朝のお勤めがあるのだ。

御本尊さまの前で、住職さんがお経をあげられたあと法話。
空手家の和尚さんらしく、くだけた感じの法話であった(笑)。

朝食はおかゆなど。
隣に座った老人が、昨夜の玄米や、おかゆに驚いていた。
欲望炸裂の高度成長期の日本を体感した世代には、こーゆー粗食系ごはんは、辛いのかな?

まぁ、ぬぬ太もバブルのころは、多少は飽食に明けくれたこともあった(グルメブームだったし)。
40台も後半になってくると枯れてしまったのかなぁ?
最近は、ゆず味噌と五穀ご飯が、ごちそうな気分である。

さて、山道をたんたんと下る。
歩き初めなので、心地よい下りだ(疲れた後のくだりは、足に負担が大きいが)。

娘は山道なんで、走っていたが、こけなきゃ良いけど(苦笑)。
まぁ、車道じゃないので、好きに走らせとこうか。

ときおり、立ち止まっては、昆虫や植物をじっと見ている。
子連れだと、なかなか先に進まない。
(ちょっとイライラするが、まぁ仕方の無いことだ)。
道を間違え、結局、番外霊場竹林寺への参拝は断念。

山を降りてしばらく歩いていると、自動販売機発見。
娘がジュースを買いたいというので、一休みしようとしたら、側溝に足を取られ転倒。
ちょっと先のパン屋さんで、パンを買い、泣いている娘の機嫌をとる。

お店の前で、娘にパンを食べさせながら、一休み。
足をくじいていないか心配だったので、ちょっと背負って歩いたが、どーやら捻挫はしてないようだ。

☆59番国分寺☆
再び、歩かせて、なんとか59番札所に到着。
約6キロメートル。
一応、これで1泊2日の、当初目標は達成である。
今治は、札所の間が短いので、子連れ遍路でも、歩けたなぁ。

娘は、昨日から線香を上げるのがマイブームのようであった。
娘なりに、非日常体験なんだろうな?

最寄のJR伊予桜井駅まで2キロほど歩いたが、まだ昼前。
次の伊予三芳駅まで、歩いとこっかと思い、少し先の喫茶店「アストロ」で昼食。
なんか歩いていると、屋根のあるところで食事できるだけで幸せって思えるから不思議だ。
(昨日は、道中、店に行き当たらず、昼食、食べ損ねた)

多少、ぐずりながらも、ほぼ自分の足で歩いているから、娘はエライ!
まぁ、山登りに連れて行って、多少は鍛えたかいがあったのだろう。

☆ヤンマ☆
ヤンマが飛んでいたり、四国の自然は豊かだな。
娘が「虫捕り網を持って来れば良かったのに」と言っていたが、ちょっと趣旨が違うんだけど?(爆)。

だらだら歩き、隣の西条市に入る。
車に乗ったおばちゃんが、娘に500円玉を下さった。
お接待というのは、お小遣いをもらったんじゃないことの説明は、結構、難しい。
次からは、白衣買って、着せてこようかな。

☆世田薬師☆
番外霊場の栴檀寺(世田薬師)に参拝し、ちょっとトイレ休憩。
(めちゃめちゃ広くてキレイな参拝者用トイレで、身障者やお年寄りでも使いやすそうなトイレでした)。
トイレがキレイなお寺っていうのは、それだけで好印象。
帰宅した後、お寺のHPを開いたら、住職さんが強気が運気を呼び込むとの説教を動画でされていた。
古刹でありながら、今風のお寺であり、ちょっといいなと思った。

坂道を下ったあたりで、ついに娘が沈没。
あと駅まで2キロメートルもないのだが。
まぁ、子どもの足では、1日9~10キロメートルが、限界かな。
16キロメートルの工程中、半分以上歩いたのだから、よしとしよう。
(しかし、子どもを背負って6キロメートルくらいで、腰が痛くなるとは、とほほ)

☆臼井御来迎☆
伊予三芳駅手前の番外霊場「臼井御来迎」に参拝し、最後の休憩。
弘法大師の加持により、臼の中から五色の光が影ぜられたとの伝承。
清水がこんこんと沸いていました。

えっちらおっちら、娘を背負って歩き、JR伊予三芳駅に到着。
完全に爆睡してます…2日も歩いたんで、疲れたのかな?

と思いきや、電車の中では、元気炸裂。
1時間寝たら、子どもって体力回復するんだね?(苦笑)。

今治に引き返し、車を拾って、温泉に向かう。
湯の浦温泉「四季の湯」で、疲れを取る。
サウナで汗を流し、水風呂で体の火照りを取る。
あーゴクラクゴクラク!

しかし2日かけて歩いた距離が、車やJRだと数十分…
あたりまえだけどね(自嘲)。

夕食は国道196号(今治バイパス)沿いの「魚河岸ごはん」。
鮮魚屋さんの経営するセルフ食堂で、安くてうまい。
ちょっと、食べすぎ(ぶりの照焼きと、刺身が美味でした)。


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9/23 遍路「55番~58番仙遊寺」(愛媛県今治市)

2011.09.28(23:35) 3020

さて、5年半ぶりに、遍路に出かけた。
四国に1年9ヶ月住んでいたのだが、そのころ、妻と二人で、週末、区切り打ちで、歩いていた。
が、妻の妊娠、出産で中断し、そのまま育児に追われバタバタ。
結願に至らなかったのは、まだお大師さんに呼ばれていなかったということであろう。
(しかし娘を連れて遍路に来るようになるとは…驚!)

☆55番南光坊本堂☆
前回、打ち止めた55番札所に参拝し、リスタート。
もともとは、隣の大山祇(おおやまずみ)神社・別宮が、札所だったようだ。
明治の神仏分離令の影響は、あちこちに残っている。
そーいえば、大三島の大山祇(おおやまずみ)神社は、昔、職場の観光旅行で行った。
日本総鎮守とあり、伊予国の一宮である。
源平から日本海軍まで信仰を得ていたようで、武具の歴史博物館じみた、デカイ古社だったなぁ。
もともと四国辺地では、聖さんらは、海を渡って島に行ってたのかな?
まぁ、弘法大師の時代には、すでに別宮の勧請(702年)はされていたようだけど。

☆55番南光坊大師堂☆
大師堂で「南無大師遍照金剛…」と唱えていると、なにやら四国に生活していた頃が懐かしまれる。
早速、市街地を歩き始める。

今治駅近くで、いきなりおじいちゃんからジュースのお接待をいただく。
奥さんがご病気で入院中らしい。
お寺についたら、しっかり病気平癒のお祈りをしておこう。

秋なんで、田んぼの稲穂が黄金色に輝いており、美しかった。
ある種、日本の原風景的な景色だよなぁ、秋の田んぼって。
娘は、田んぼを飛び交う、赤とんぼの方が気になっていたようだが。

遍路シールを目印に、たんたんと歩く。
次のお寺まで約3キロメートル。
娘(5歳)の足では、1時間半近くかかりそうだな?

次の札所に到着。
お線香をあげるのが楽しいらしい、娘は?

☆56番泰山寺☆
般若心経を唱える両親を、娘は不思議そうに見ていた。
まぁ、福山では仏教幼稚園に通っていたので、お経は違和感が少ないのではないかと、思っていたが?

納経所に行くと、先客に偉そうなお坊さん。
京都のお寺のようだ。
遍路中、変な話だが、お寺が一番俗っぽい(笑)。

お地蔵様が祀られているお寺であった。
おんかかかびさんまえいそわか…

☆56番奥の院・竜泉寺☆
続いて、300m先の奥の院竜泉寺にも参拝。
堂の上に掲げられていた鏝絵の観音像がTVで紹介された珍しいものだと説明文があった。

こじんまりした、素朴なお堂で、心を洗われる。
娘にアイスをいただき、恐縮。
(まぁ5歳児が歩いていると、褒めていただくのはありがたいのだが)

次の札所まで、また3キロメートル。
娘が疲れてきたので、1キロほどマックパックに乗せ、背負って歩く。
17キログラムの娘は、なかなか重い。

はやばやバテて、休憩小屋で一休み。
このペースでは、いつになったら宿坊にたどり着けるのやら?

腰が痛いとボヤイているぬぬ太を横目に、妻はくつろいでいた。
妻は体力がない上、足が不自由なのに、歩くのが大好きだからなぁ?

さて旧遍路道を徒河し蒼社川越えをしたかったが、水量が多く断念。
渇水期は、歩いて渡れるらしいのだが。
仕方ないので、上流の橋を渡る。

☆彼岸花☆
道すがら、他のあぜなどに、彼岸花が咲いていた。
すっかり秋だなぁ。
娘を担いだり、歩かせたりしながら、57番札所を目指す。

☆57番栄福寺☆
ちょっとだけ急な坂道を登ると57番札所栄福寺に到着。
四国遍路礼霊場記には、札所、山頂の「石清水八幡宮」と書かれていたと、遍路本に書いてあったが、どこが神社だったのかな?
付近には見当たらなかったが、昔はもっと山の上だったのだろうか?
お寺はちょうど工事中で、あわただしく参拝。

次は山上の58番だが、あと3キロなんで、がんばろう。
交通量が減ったので、娘を安心して歩かせる。

☆犬塚池☆
57~58番の途中のため池が、犬塚の伝説の池のようだ。
昔、両寺の住職を一人の和尚さんが兼ねていたらしく、お寺の鐘を合図に行き来させて使いにしていたらしい。
ある日、両方の寺が鐘をついてしまい、どちらの寺に行けばよいか迷った犬は、真ん中の池で溺れ死んだという、悲しい伝承だ。
複数の上司の異なる方針に右往左往させられるサラリーマンのようで、なにやら印象深く、この民話が心の隅に残っている。
池の側で、合掌。

池を過ぎると、だんだん登り坂がきつくなってくる。
しばらくはシングルトラックだが、途中、車道に合流。
汗かきかき登っていたら、プリウスが停まって、乗りませんかと親切に声をかけてくださる。
幸いお坊さんだったので、お断りして歩かせてもらう。

さすがに、バテて山門前の休憩所で、ちょっちひと休み。
5年半ぶりなんで、マジに体力落ちてる(疲)。
55~58番まで、約9キロメートル。
まぁ2キロメートルくらいは、子どもを背負っていたとはいえ、体力無さすぎである(自爆)。

山門過ぎて、最後の100mは、めちゃ急坂。
お坊さんが、乗っていけばと声をかけてくださったのも、納得(泣)。

途中に延命菩薩さんが祀られていた。
で、今治駅近くでお接待下さったお爺さんの奥さんの病気が悪くならないようお祈りした。
歩き始めたころは、こーゆー宗教がかったことに苦手意識があったが、だいぶ慣れたのかな?

☆58番仙遊寺・本堂☆
急坂を登りきって、よーやく本堂に到着。
昭和の再建らしいが、美しいお寺だ。

☆58番仙遊寺・大師堂☆
本日最後の参拝…が、娘がいきなり、うんちーっ。
宿坊に駆け込み、トイレを借りる。
子連れの歩き遍路は、トイレがイチバンの難点だよなぁ(まぁ境内でよかったけど)。

娘は、約7キロメートルも歩いたのに、宿坊につくと、えらく元気であった。
池の鯉を見たり、走り回ったり、子どもの体力は侮りがたい。
(まぁ、元気に育ってくれて、ありがたいことではあるが)

温泉もあり、なんか、ちょっとしたホテルのような立派な設備の宿坊であった。
一日歩いた汗を、温泉で流し、あぁ気持ちよかった(喜)。
娘は、お寺に泊まるのは初めてなんで、妙に興奮していた。

作礼山(標高275m)の、山頂近くにあるので、宿坊からは今治の町が一望できた。
うーん、ここを歩いてきたのかぁと感慨。

☆精進料理☆
夕食は、玄米ご飯など精進料理。
娘が残したおかずまで、食べたので、満腹(苦笑)。

80代の歩き遍路の老人が、次の宿に連絡しろなど、宿坊の奥さんを困らせていた。
が、いやな顔ひとつせず、面倒を見てあげていた。
まったく、頭が下がる思いである。
(まぁ、あまりの傍若無人ぶりに、他の客はみんな顔をしかめていたのだが)

まぁ、いろいろあった1日であったが、久しぶりの歩き疲れで、爆睡!


瀬戸内遊々日記


巡礼
  1. 12/26の2 車遍路「東寺」(京都市)(12/28)
  2. 12/26 車遍路「別格1番札所 大山寺」(徳島県)(12/28)
  3. 12/5 車遍路「別格20番大瀧寺」(徳島県美馬市)(12/07)
  4. 9/19 車遍路「別格16番札所・箸蔵寺」(徳島県)(10/04)
  5. 8/1の2 車遍路「別格第13番札所・仙龍寺」(愛媛県四国中央市)(08/02)
  6. 8/1 車遍路「別格第16番札所萩原寺」(香川県観音寺市)(08/02)
  7. 6/5の8 高野山奥之の院(和歌山県)(06/15)
  8. 5/4 1番札所「霊山寺」(05/12)
  9. 5/3の2 いやしの宿「越久田屋」(徳島県阿波市)(05/11)
  10. 5/3 88番札所「大窪寺」(香川県さぬき市)(05/11)
  11. 5/2の2 民宿「八十窪」(香川県さぬき市)(05/11)
  12. 5/2 遍路「へんろ交流センター」(05/10)
  13. 8/18の2 遍路「別格11番札所生木山正善寺 ・生木地蔵」(愛媛県西条市)(08/27)
  14. 8/18 遍路「別格10番札所西山興隆寺」(愛媛県西条市)(08/27)
  15. 5/31 遍路「87番札所長尾寺」(香川県さぬき市)(06/02)
  16. 8/10 第67番札所「大興寺」(香川県三豊市)(08/15)
  17. 8/9 第66番札所「雲辺寺」〈徳島県三次市池田町)(08/12)
  18. 8/8の2 別格14番札所「椿堂常福寺」(愛媛県四国中央市)(08/12)
  19. 8/8 第65番札所「三角寺」(愛媛県四国中央市)(08/12)
  20. 8/7の2 三福寺〈愛媛県四国中央市)(08/12)
  21. 8/7 別格12番札所「延命寺」(愛媛県四国中央市)(08/12)
  22. 5/5 遍路「60番札所横峰寺」(愛媛県西条市)(05/07)
  23. 5/4の4 遍路「63番札所吉祥寺」(愛媛県西条市)(05/07)
  24. 5/4の3 番外霊場「芝の井」(愛媛県西条市)(05/07)
  25. 5/4の2 遍路「62番札所宝寿寺」(05/07)
  26. 5/4 遍路「64番札所 前神寺」(愛媛県)(05/07)
  27. 11/3 遍路「日切大師~61番香園寺」(11/12)
  28. 9/24 遍路「58番~臼井御来迎」(愛媛県今治市~西条市)(09/28)
  29. 9/23 遍路「55番~58番仙遊寺」(愛媛県今治市)(09/28)